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古澤巖×TAIRIK−「ibarocchi」

本紙掲載日:2021-07-14
7面
バロックアンサンブルコンサートのPRポスター

9月16日、バロックコンサート−日向

 日本を代表するバイオリニストで日向市にゆかりのある古澤巖さんと、ユニット「TSUKEMEN」のリーダー、TAIRIK(たいりく)さんらによる「バロックアンサンブルコンサート」が、9月16日午後7時から、同市中町の市文化交流センター大ホールである。日向文化振興事業団主催、日向・古澤巖の会協力。旭化成ひむか文化財団特別協賛。

 当初は1月16日に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。

 TAIRIK(本名・佐田大陸)さんは、桐朋学園大学音楽学部を経て同大学院修了。2008年に「TSUKEMEN」としてデビュー。バイオリンとビオラを持ち替えて両方奏でる。父は歌手のさだまさしさん。

 10年にメジャーデビューして以来、500本を超える公演で延べ40万人の観客を動員。古澤さんとは、クラシックアーティストを集めたコンサートでの初共演をきっかけに「品川カルテット」を結成するなど親交を深めている。

 当日は古澤さんがバイオリン、TAIRIKさんがビオラで共演する他、茨城県ゆかりのメンバーでつくるバロックアンサンブルグループ「ibarocchi」が出演する。同グループのリーダーは、チェロとヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の武澤秀平さん。武澤さんは今公演の音楽監督でもある。

 古澤さんは、バロック時代を生きた最高峰の名器ストラディバリウス「サン・ロレンツォ」(1718年製)を使用。

 ビバルディ作曲「四季」やヘンデル作曲「パッサカリア」などバロック時代の曲をはじめ、20世紀の巨匠ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」もバロックスタイルで演奏する。

 前売り券はS指定席5000円、学生指定席4000円(小学生から高校生まで)。当日券は各500円増し。学生の前売り券は5000円で販売するが、当日会場で学生を証明するものを提示すれば、1000円を返金する。

 また、公演日変更前のチケットも有効。問い合わせは同センター(電話日向54・6111)まで。

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