変わる結婚式に対応

コロナ禍で高まる需要−フォトウェディング

◆撮影スタジオ、リニューアル−ガーデンベルズ延岡

　コロナ禍で結婚式の形態が変わる中、延岡市川原崎町の結婚式場「ガーデンベルズ延岡」（廣瀬直樹支配人）は１日、フォトウェディングの需要の高まりを受けて、式場内のフォトスタジオ「オリーブの樹」をリニューアルオープンさせた。撮影ブースを約１０カ所設け、〃撮ってもいい（とってもいい）結婚式〃を提供していきたい考えだ。

　コロナ禍で結婚式の延期や中止が相次ぐ中、フォトウェディングの需要は増加している。

　そうした中、「結婚式を形に残してほしい。せっかく撮っていただくなら思い出に残る物を」と、女性スタッフを中心に最近のトレンドを調べたり、「こんな写真を撮りたい」という意見を出し合ったりして植物に囲まれたブース、花々が飾られた額縁ブースなどを用意。これまで集合写真の撮影に使用していた場所などをリニューアルし、複数の場面の写真を撮ることができるようになった。

　また、少人数で食事会を行うケースが増えていることから、着付けなどに利用していたスタジオ横の部屋も、内装や照明などを替え、十数人用の小規模な食事会場として生まれ変わった。写真撮影後、その流れで宴席を開くことも可能という。

　新型コロナウイルス対策も徹底。アクリル板の設置のほか、ゲスト用の抗原検査キットを手配するなど、出席者全員が安心して楽しむことができるよう、さまざまな工夫が行われている。

◇抽選で５組にフォトウェディング−２０日までプレゼントキャンペーン

　同社は、通常の価格の半額以下でフォトウェディングを提供するなどお得なプランを用意。また、フォトスタジオのリニューアルを記念し、抽選で５組のカップルに費用助成などを行うキャンペーンを２０日まで実施している。詳しくはホームページから。

　さらに、２４、２５日には各日１０組限定でファミリーフォト撮影会を行う。カップルも可。三つのポーズのデータ付きで２千円。両イベントとも、ガーデンベルズ延岡に電話（電話延岡２１・１１２２）もしくは、ホームページから申し込む。