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お田植え神事−早乙女が五穀豊穣願い

本紙掲載日:2021-07-08
3面
苗を植える早乙女姿の3人

御田祭中止も神事は関係者で−美郷町西郷

 美郷町西郷田代で4日、御田祭の一環である早乙女によるお田植え神事が行われた。田代神社の氏子や同祭り実行委員会が見守る中、早乙女姿の3人が無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)を願いながら丁寧に神田に苗を植えた。

 御田祭は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年に引き続き中止となったが、今年は、約千年続く農耕文化を保存伝承するため主要神事を関係者のみで執り行っている。6月には、昨年から約50年ぶりに町で飼育されている神馬ゴン(雄馬3歳)とゲン(同1歳)による「神馬入れ」もあった。

 この日は、同祭実行委員長の藤本茂副町長や田代神社の石井研友氏子総代会長ら約20人が出席。早乙女として町役場職員の森川晴さん(23)=西郷田代=、黒木智瑛さん(22)=同=、孝峰未来さん(20)=同=が参加した。

 田代神社が日陰山(通称・権現山)の中腹にあるため、上円野神社で降神神事を営んだ後、神田「上の宮田」で早乙女の3人が田植え。その後、年乃神神社に参り、隣接する神田「中の宮」で再び苗を植えた。

 日向市出身の孝峰さんは、幼い頃から両親の地元西郷の御田祭に訪れてはいたが、参加は初めて。「伝統行事に携われるうれしさはあったが、田植えも初めてだったので、できるかどうか不安もあった。実際にやってみて大変だったけど楽しかったです」と笑顔だった。

 2年ぶりの早乙女による田植え姿に石井総代会長は「やっぱりうれしい。しっかりと、従来の農耕形式を次の世代に引き継いでいきたい」。藤本副町長は「来年こそは盛大に開きたい」と話した。

 同町の伝統行事である御田祭は、1032年の田代神社創建以来受け継がれる県の無形民俗文化財。人と牛馬一体で神田を整える「牛馬入れ」や早乙女姿の女性たちによる田植えなどが行われ、毎年多くの参拝者が訪れる。

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