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1枚 500円 |
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1枚 1,200円
（ラミネート加工は300円追加） |
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延岡市沖田、塩浜、石田、旭ケ丘、一ケ岡、松原、土々呂町
◆地域史そのまま１３４年−土々呂小学校（土々呂町１丁目）
明治初頭の伊形村には土々呂、伊福形、赤水、鯛名の４小学校があった。延岡市立土々呂小学校は１８８７年、この伊福形小と土々呂小を合併し、伊形村立の簡易土々呂小学校として誕生した。この年が同校の創立と定められており１３４年目。
９２年には土々呂尋常小学校、１９０７年には尋常高等併置校となり、土々呂尋常高等小学校に改称。２６年に一度、名水尋常高等小学校を合併するが、３９年に再び分離した。村は３６年に市に合併。
また、１８年には初等教育終了後に就職する勤労青少年のための「実業補習学校」を、２６年には兵式訓練なども行う１６〜２０歳の男子を対象にした「青年訓練所」を併置（のちに実業補習学校を統合し「青年学校」となる）。４１年には国民学校令の公布で土々呂国民学校に改称された。
戦後の４６年４月、現在名に改称。同時に土々呂青年学校を廃止し、土々呂中学校が創立された。７２年には一ケ岡小学校が分離した。
校旗は２５年の制定で、１００年近い歴史を持つ。４８年８月には、同年４月から赴任した桑原杳・第１９代校長の作詞、県文化賞受賞者で桑原校長と交流のあった作曲家・園山民平氏の作曲で、校歌が制定された。
■人口増で発展した３校
◆ピーク時１３００人−土々呂中学校（松原町３丁目）
市立土々呂中学校は１９４７年５月開校。土々呂小講堂や青年学校校舎を借用してスタートした。４９年に校舎が完成するまで、分散授業が行われるなどしたという。
６７年に一ケ岡団地の造成が始まると、急速に生徒数が増加。最大で約１３００人が在籍し、その数は県内で２番目の多さだった。現在も、県北では大規模校に数えられる。
校歌は坂口駿・初代校長作詞、土々呂小の校歌も作曲した園山民平氏の作曲。現在、土々呂小、名水小、一ケ岡小、伊形小の４校から入学する。部活動も盛ん。今期の地区中体連でも、多数の生徒が県大会出場を決めている。
◆マンモス団地内に開校５０年−一ケ岡小学校（南一ケ岡２丁目）
市立一ケ岡小学校は１９７２年４月、土々呂小学校から分離し、開校。今年で５０年目を迎えた。一ケ岡新住宅市街地開発事業として６７年に団地造成が始まり、分譲住宅や市営、県営住宅など計２６４６戸のマンモス団地になったことから、幼稚園、保育園、児童公園等と共に設置された。
児童８１７人、２１学級でスタートし年々増加。８０年には１７００人を超え、その後も１５００人前後で、県内トップ級のマンモス校の状態が続いた。そのためか、８２年６月にはボーナス強盗事件の被害に遭った。８７年４月には、伊形小学校が分離した。
校歌は日向市東郷町出身の詩人・�眇絞孤彁瓩�作詞、高岡町生まれの音楽教師・海老原直氏が作曲。
◆無形文化財伝承の一端担う−伊形小学校（伊形町）
市立伊形小学校は１９８７年４月、市立一ケ岡小学校から分離して開校。児童数５９２人でスタートした。
同年９月、当時在籍した職員一同の作詞、作曲で校歌が制定された。８８年９月には、校旗制定。
創立１０周年記念行事を開いた９７年からは、県と市の無形民俗文化財に指定されている地域の伝統芸能「伊形花笠踊り」に、同小の児童が加わるようになった。現在は６年生から希望者を募り、夏休みに同踊り保存会のメンバーの指導を受けて猛特訓。８月に日枝神社（石田町）である「龍神祭」で奉納している。
また、２学期には６年生全員が練習し、運動会で踊りを披露するのが恒例になっている。
◆働きながら技能士目指す−延岡高等職業訓練校（土々呂町４丁目）
延岡高等職業訓練校は、厚生労働省と県の認定を受け、主に働いている人を対象に職業訓練を実施している。
１９５１年、鉄工関係で全国初の技能養成所として発足。６３年には事業所内共同職業訓練所、７０年には現在名に改称した。２００１年に東本小路から現在地に移転した。
普通課程（２年）と短期課程（３カ月）の２課程があり、働きながら夜間に学び、技能士国家試験の合格を目指す。
市の伊形支所と職業訓練支援センターも同じ建物に入っている。
◆求職者を主対象に職業訓練−ポリテクセンター延岡（土々呂町６丁目）
ポリテクセンター延岡（宮崎職業能力開発促進センター延岡訓練センター）は、厚生労働省所管の独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が設置する公共の職業訓練校。県内では他に宮崎市に設置されている。
求職者が必要とする、ものづくり関係を中心とした技能、知識が習得できるよう、６〜７カ月の職業訓練を行っている。
また、在職者向けの職業訓練「能力開発セミナー」も実施。業務に必要な技術、技能、知識のレベルアップを図るため、短期間の訓練を行う。
◆インテリアの専門集団−延岡木工団地石田町
協同組合延岡木工団地は１９７４年４月、市内三十数社のうち１８社が、企業の合理化や近代化、公害の解消を目指して設立した。
現在の組合員数は７社で約４５人。その多くが団地内に拠点を置く。木製家具、建具、アルミサッシ、内装といった専門分野を持つ事業所の集合体であり、全体でトータルインテリアを目指す。
近年は子ども向けの工作体験など、木に触れ合う木育活動にも力を入れる。また、昨年は市からの委託を受け、延岡産ヒノキを使った名札ケースや学習定規を試作。同じく委託を受け、感染症対策として需要が急増した木製枠飛沫（ひまつ）防止スクリーンを作るなどした。
◆スケボーが楽しめる広場−Ｎスペース石田町
スケートボード（スケボー）ができる広場「Ｎスペース」は昨年、「延岡にも思い切り滑ることができる場を」と、一ケ岡小学校教諭の森年樹さん（５１）が中心となって整備した。
仲間の支援を受けて整地から始め、昨年１０月にはカーブした斜面の練習ができる「ランプ」が完成。スケボー愛好者の練習やサーフィンの陸上トレーニングの場として、特に休日は多くの人でにぎわう。
また、ストリート系の種目に挑戦するスポーツ少年団も結成されており、同所が活動拠点。将来は、スケボーに限らず、自然と触れ合うさまざまな活動が自由にできる空間になることを目指している。
【上伊福形神社】（上伊形町）
１８７１年の神社改正により、上伊福形地区内６社を合社し、現在名となった。
【与太夫神社】（上伊形町）
大友宗麟に追われた豊後の武将・与太夫京五郎が隠れ住んだ地といわれ、病を治す神として祭られている。信仰する市内外の人が世話人となり、旧暦の毎月２３日に祭りを開く。
【霧島神社】（土々呂町）
鹿児島の霧島神宮の御分霊を移し、祭っている。２月には商売繁盛や大漁祈願の「十日えびす」に多くの参拝客がある。