夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
延岡高校70周年記念で作成
◆読者から夕刊デイリーに寄贈
県立延岡高校の創立70周年記念として1969年5月に作成された同校校歌のソノシートが、読者の80代女性から夕刊デイリー新聞社に寄贈された。52年前の録音・作成だが、状態は極めて良く、「うるわし延岡」で始まる同校校歌(渡辺修三作詞、近衛秀麿作曲)の他、前身の旧制延岡中学校と延岡高等女学校の校歌、旧制延岡中学校明徳寮の寮歌を聞くことができる。
ソノシートを持っていた女性は、同校の直前の前身校、延岡恒富高校の卒業生。数カ月前にたんすの引き出しを整理していて偶然見つけ、保管していたという。
延岡高校校歌については、作曲した近衛氏の自筆草稿譜が見つかったことを機に、法制史料研究者の伊能(いよく)秀明さん(東京都在住)らが、同校の「『校歌』物語」を本紙に寄稿。5月28日から6月2日まで5回にわたり掲載した。伊能さんはその中で創立70周年記念のソノシートについて、存否が分からなくなっていると記していた。
この連載を読んだ女性は、「展示するなどして、母校のために役立ててほしい」と寄贈を申し出た。「どこで頂いたのか、はっきりと記憶していない。(レコードプレーヤーを持っておらず)聞く手段もないので、手元に置いておくよりも皆さんで活用してもらえればうれしい」と話した。
伊能さんによると、ソノシートは、同校の歴史にとどまらず、サブカルチャーの資料としても貴重という。夕刊デイリー新聞社では、最適な寄贈先を検討中。
◇5曲を収録
ソノシートの本体は赤で、収納するジャケット付き。
延岡高校校歌(うるわし延岡)、旧制延岡中学校校歌(工藤正勝作詞、聴け向洋の波の音)、同中明徳寮寮歌(春城山の花と咲き、同校同窓会発行「百年史」によると土持悟作詞)、延岡高等女学校校歌は「歴史も古き藤の下かげ」(鈴木徳治作詞)と「藤浪の春にあひて」(北原白秋作詞、山田耕筰作曲)の2曲−の計5曲を収録。延岡高校校歌は同校合唱団、他の4曲は卒業生有志が合唱、とある。
ジャケットの表紙は、青地に白で当時の校舎が描かれ、「70周年記念」、校名、制作年の「69」の文字が入っている。
裏表紙はベージュで、旧制延岡中、延岡高等女学校、延岡高校の沿革が1959(昭和34)年まで書かれており、「製作:キングレコード株式会社(WS143)」とある。
中を開くと、右側にソノシートを収めるポケットがあり、そこに旧制延岡中の第1回卒業生、歌人若山牧水の歌碑「うす紅に葉はいちはやく萌(も)えいでて咲かむとすなり山ざくら花」の碑文を印刷。
収録されている5曲の歌詞と共に、各校の正門付近の様子と校庭の杜(もり)を描いたと思われる版画風のイラストが入っている。