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ホークスジュニアアカデミー日向校が開校

本紙掲載日:2021-06-15
8面

元プロ野球選手が指導−県内で2カ所目

◆地元企業、運営をバックアップ

 プロ野球ソフトバンクホークスのOBを中心とする元プロ野球選手らが講師を務める有料型の野球スクール「ホークスジュニアアカデミー日向校」が2日、開校した。幼少期からのボール遊びをはじめ、野球の英才教育や野球を通しての人間育成、地方からの優秀な選手育成を目指す。

◇「日向から新たな選手を」公認コーチ宮崎市出身の信樂さん

 ホークスジュニアアカデミーは九州・山口に約50校あり、県内での開校は宮崎校に次いで2カ所目。日向市内には、他球団系列のスクールがあったが、事情から今年3月に廃校。スクール生の継続的な練習環境整備を考慮し、関係者らがプロ野球ソフトバンクホークスに開校を要請したという。

 開校に向けた調整が行われる中、市内で居宅介護支援事業所、こども園などを運営する公和(那須真琴社長)が後援団体として名乗りを上げ、協定を結んで運営を強力にバックアップすることになった。同社の那須公明取締役は、日本少年野球連盟県支部加盟の硬式野球チーム「日向ボーイズ」代表も務める。

 地元の後援団体が強力にバックアップしてのスクール運営は、アカデミーでも初めて。公和が運営する「おくらがはまこども園」の園児らが日向校のキッズクラスに参加することも含め、球団や主催者からも〃日向モデル〃として注目を集め期待が高まっている。

 指導に当たるのは、ホークス公認コーチで元プロ野球千葉ロッテマリーンズ投手の信樂晃史さん(29)。信樂さんは宮崎市出身。日南学園、福岡大を経て2015年、宮崎梅田学園からドラフト6位でマリーンズに入団。現役引退後、4年前から宮崎校でコーチを務めており、今月1日から公和職員として県北地区出身の未来のプロ野球選手育成を担う。

 公和はまた、日向ボーイズの指導者をアシスタントとして派遣。キッズクラスにはソフトボール競技経験者のこども園の保育士もコーチ陣に加わる。

 ホークスジュニアアカデミー日向校は、お倉ケ浜総合公園屋内運動場「サンドーム日向」を主会場に原則として月3回(水曜)、年30回の開催を予定している(今年度は6月開校のため来年度からは年36回)。

 クラスはキッズ・幼児(年少―年長)と同・小学低学年(小1〜4)、ジュニア(小3〜6)の3クラス。小3、4年生はレベルに合わせてクラスを選ぶことができる。練習時間は幼児が午後3時10分から1時間、小学低学年が午後4時10分から80分間、ジュニアが午後5時30分から80分間。

 各クラスとも随時、新規生徒を募集しており、野球未経験者も歓迎する。料金は幼児5500円、小学低学年6600円、ジュニア7700円(いずれも税込み、月額)。また、購入品としてユニフォーム(上着)8250円、キャップ2750円。ホークスのホームキャップを持っている場合は購入の必要はない。他に入会金、年会費がともに5500円。

 問い合わせはNPO法人ホークスジュニアアカデミー(電話092・847・8951)。

◇内容濃い充実の初練習−日向、延岡市から14人参加

 ホークスジュニアアカデミー日向校は2日、サンドーム日向で開校式と初練習を行った。同日までに、日向市を中心に延岡市の3人を含む14人がキッズからジュニアの3クラスに入校した。

 開校に当たり、コーチの信樂さんは「日向から新たにプロ野球選手を輩出したい」とした上で、「(まずは)野球を楽しんでもらうことが第一。楽しまないと上手にはならない。楽しく元気よくやってほしい。けがをしないよう体の使い方を小さい時から教えたい」と決意を語った。

 生徒を代表して大王谷学園4年の那須伊織さんが「ソフトバンクの選手になるために練習を楽しむことを誓います」と力強く宣誓した。

 式の後にはジュニアクラスの初練習が行われ、生徒10人が1時間20分にわたり密度の濃い練習に汗を流した。

 練習は毎回、ストレッチ、キャッチボール、バッティング、紅白戦形式のゲームが行われるといい、この日も信樂コーチを中心に投げ方や捕球、バッティングなどの基本、体の使い方などを練習した。

 普段はソフトボールチームに所属しているという日知屋東小6年の高木大和さんは「野球は初めて。分からないことをコーチの皆さんにたくさん教えてもらってうれしかった。将来はホームランをたくさん打って活躍できる選手になりたい。ソフトバンクのキャッチャーの甲斐(拓也)選手が好き」と話した。

 この日はまた、開校式と初練習を前に信樂さんら関係者が、日向商工会議所に三輪純司会頭を訪ねた。

 運営をサポートする公和の那須取締役が開校までの経緯などを説明。その後、同会議所は同校からの後援依頼を快諾し、三輪会頭が承諾書を手渡した。

 同会議所は昨年10月、プロ野球等キャンプ誘致研究会を設置しており、プロ野球をはじめとするスポーツ振興によるまちの活性化を目指すため、5月12日には十屋幸平市長に提言書を提出している。

 三輪会頭は、同校の開校について、「プロ野球などキャンプ誘致による市の活性化のため、気運醸成やスポーツ振興、競技人口の底辺拡大にもよい機会。応援、協力していきたい」と期待を寄せた。

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