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青梅豊作も赤ジソ品薄

本紙掲載日:2021-06-11
3面
旬の青ウメ(手前)が並ぶJA延岡産地直売所「ふるさと市場」。赤ジソの売り場(奥)は、開店から数十秒で空になった(11日午前、延岡市恒富町)

梅干し作り−11日、こよみの上では入梅−−

 11日は、こよみの上では入梅。梅が実り、梅雨に入る頃とされる。宮崎県を含む九州南部は先月11日、例年に比べ早く梅雨入りしているが、県北のスーパーマーケットなどでは旬の青ウメを見かけるようになった。

 このうち、延岡市恒富町のJA延岡産地直売所「ふるさと市場」(中尾浩士店長)では、梅干し作りに欠かせない赤ジソや、梅酒作りに必要なホワイトリカーなどと並べて青ウメを販売している。

 ところが、今年は青ウメが豊作な一方で、赤ジソが品薄となっており、価格が「3、4倍に高騰している」という。連日、開店前から赤ジソを買い求める人たちが列をつくり、11日も午前9時30分の開店から数十秒で、売り場は空になった。

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