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コロナ禍−今こそ歌声を

本紙掲載日:2021-06-08
1面
第35回演奏会に向け意気込みを語る、のべおか「第九」を歌う会の今村愛子会長(右から4人目)ら関係者

国文祭・芸文祭−10月16日、第35回のべおか「第九」

◆「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」

 ベートーベン作曲の交響曲第9番「合唱付き」を歌う、のべおか「第九」を歌う会(歌う会、今村愛子会長)は7日、延岡市役所で記者会見を行い、10月16日に延岡総合文化センター大ホールで開く第35回のべおか「第九」演奏会の概要を発表した。ベートーベンの名言「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」をサブテーマに掲げ、「コロナ禍で先の見えない苦悩の今だからこそ、歓喜の歌声を響かせたい」と意気込みを語った。

 同演奏会は第35回国民文化祭・みやざき2020(国文祭)と第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会(芸文祭)のプログラムの一つとして昨年予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

 今回は、管弦楽は市民オーケストラ・延岡フィルハーモニー管弦楽団(延フィル)、合唱は歌う会、指揮は同市出身で新進気鋭の指揮者として注目を集める山脇幸人さん(29)の〃オール延岡〃で挑む。延フィルにとって「第九」は2000年8月の米メドフォード市「第九」公演以来の挑戦。山脇さんは初出演となる。

 ソリストは、藤原歌劇団団員で類いまれなる声と舞台姿を兼ね備えた笛田博昭さん(テノール)、同市出身の今村雅彦さん(バリトン)、宮崎大学教育学部教授の藤本いくよさん(ソプラノ)、熊本市出身の岡村彬子さん(メゾソプラノ)。

 第35回のべおか「第九」演奏会は10月16月午後5時30分から、延岡総合文化センター大ホールで開かれる。入場料は指定席4000円、一般自由席3000円、大学生以下自由席1500円。

 問い合わせ、合唱団員の申し込みは歌う会、延岡総合文化センター(電話延岡22・1855)へ。


◇目標200人、合唱団員を募集中

 合唱団員は、県内の小学生以上を対象に募集中(小学生は保護者同伴)。今回は延岡学園高校の生徒、旭化成合唱団(延岡市)、女声コーラスグループ「コール・あい」(同)、のべおか児童合唱団、同市役所の職員が、それぞれグループで参加する予定で、現在約100人を確保。200人を目標に7月末まで募集するという。

 入会金は一般5000円、大学生以下は無料。その他、楽譜などの教材費が必要。なお、今月12日午後6時から同文化センター小ホールで結団式を行う。


◆換気、マスク着用で練習−つらいが、成功させたい

 記者会見には今村会長(79)ら関係者7人が出席。すでに今年4月から初心者対象の合唱練習が始まっており、参加者は休憩や換気などの感染対策を取りながら、全員マスクを着用して歌っているという。

 歌う会の指導者・後藤紀子さん(51)は「コロナ禍で歌うことが好きな者にとっては、つらい状況が続いているが、感染対策を徹底しながら無事に本番を成功させられるよう頑張っていきたい」、延フィル代表の北林鉄平さん(67)は「『私たちオーケストラにとって『第九』は体力的にも時間的にも非常に難しい曲だが、今回は長年共に延岡で活動してきた歌う会と共演する、またとないチャンスでもある。楽しみにしている」と、それぞれ抱負を述べた。

 今村会長は「この『第九』演奏会は延岡総合文化センターの開館1周年記念事業として始まり、35回目を迎える。コロナ禍だから何もできないのではなく、それでも工夫しながら気配りしながら、『第九』を歌い続けたい。かけがえのない音楽の力を理屈ではなく体で感じ、あすへの希望を共有したい。これまで参加したことのある皆さんへ『同窓会をやりましょう』と呼び掛けたい」と語った。



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