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暑い季節に冷やして一杯−千徳酒造

本紙掲載日:2021-05-21
2面
千徳酒造の夏の新酒「純米本生原酒本生ロック」(右)と「夏の大吟醸」

夏の限定酒、2銘柄発売

 延岡市大瀬町の日本酒蔵「千徳酒造」(門田賢士代表)は21日、夏の新酒「純米本生原酒本生ロック」と「夏の大吟醸」の2銘柄を、同社はなかぐら館と市内の小売店で発売した(ともに限定500本)。いずれも原料に県内産の酒造好適米「山田錦」を使用。涼しげな淡いブルーの瓶が、暑い季節に爽快感を演出する。

 本生ロックは、6割に磨いた酒米を使用。もろみを搾った後、ろ過をせず原酒のまま約半年間低温で熟成させた。酒本来の淡い黄金色と米のうま味が特長の酒。名前の通り、たっぷり氷を入れて飲むのがお勧めで、酒と同量の炭酸水で割った日本酒ハイボールも爽やかでおいしい。アルコール分17度。

 夏の大吟醸は、4割に磨いた酒米を仕込んだぜいたくな酒。今年からラベルを一新し、青空の下で広がる入道雲で夏のイメージを強く打ち出した。華やかな香りとさっぱりとした口当たりで、こちらも夏にぴったりの味わいに仕上がった。冷蔵庫でよく冷やして味わうのがお勧めという。アルコール分15度。

 杜氏(とうじ)でもある門田社長は「今年も夏にふさわしい味わいのお酒ができました。巣ごもりの方も多いと思いますが、ご自宅でじっくりと味わってもらえれば」と話している。

 いずれも720ミリリットル入りで、価格は本生ロックが税込み1800円、夏の大吟醸が同じく2250円。問い合わせは同社はなかぐら館(電話延岡32・2024)。

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