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新型コロナワクチン−85歳以上接種開始

本紙掲載日:2021-05-17
1面
手際よく進められた新型コロナワクチンの集団接種(15日、延岡共立病院)
受け付け待ちの行列ができた集団接種会場(15日、延岡共立病院)

75歳以上の予約・17日から受け付け−延岡市

 延岡市内の84〜75歳約1万3千人を対象にした新型コロナワクチン接種の予約受け付けが、17日から始まった。85歳以上の時と同様に、初日は開始時間の午前8時30分から、コールセンターや専用のウェブサイトに申し込みが殺到し、つながりにくくなったが、正午までに目立ったトラブルや混乱の声は出ていないという。

 コールセンターでは回線が混み合った際に、誤ったメッセージが流れるトラブルが続いている。時間をおいてかけ直すよう案内すべきところを、受け付けできないと誤解させる音声で、市は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ワクチンは十分確保しており必ず接種できますので、時間を空けたり日を改めて電話していただければ」と呼び掛けている。

 市は一般高齢者の予約受け付けを年代別に分け、感染するとより重症化しやすい85歳以上の約1万人から優先的に開始。残る74〜65歳の約2万人には、75歳以上の予約状況を見極めながら今月中にも、予約に必要な接種券を郵送するとしている。

 一方、85歳以上へのワクチン接種も国の方針に沿うよう、当初計画を1日前倒しして15日から開始。このうち、集団接種を実施する山月町の延岡共立病院には同日、予約していた約250人が付き添いの家族らとともに、自家用車やタクシーなどで次々と訪れた。

 受け付け開始前から接種待ちの列ができたため、病院側は急きょ時間を繰り上げて対応。医師や看護師らは複数の診察室で手分けして予診に当たり、処置室では隣同士を仕切り板で隔てた4人掛けのカウンターで手際よく接種した。

 体調不良を訴える人もなく、集団接種は約3時間で完了。数人のキャンセルがあったが、余ったワクチンは廃棄とならないよう、あらかじめ候補登録していた医療従事者に接種したという。

 接種を終えた85歳の男性は「すぐに電話予約できました。ワクチン接種しないとなかなか落ち着かなかったので一安心です。コロナが収束したら出掛けたいですね」。87歳の女性は「コールセンターがつながらず、夫がインターネットで予約してくれました。注射は怖いので義務的に接種を受けた感じですが、いろいろと自粛していたので、少しは気が楽になりました」と話していた。

 同病院では16日にも、最初の4月25日に集団接種を受けた高齢者約90人が2回目の接種を済ませた。集団接種は同病院だけで1日当たり最大504人を受け入れることにしており、担当者は「付き添いの家族もいるので、15日の状況よりも慌ただしくなるだろう」と、対象年齢の拡大に向けた改善策を思案していた。

 接種会場になっている各医療機関などでは、国が導入したワクチン接種円滑化システム「V―SYS(ブイシス)」と、ワクチン接種記録システム「VRS」で、ワクチン在庫や接種状況などを管理。この日も病院職員がパソコン端末や専用のタブレット端末で、間違いがないように情報入力した。

 ブイシスはワクチンを効率よく接種し、無駄なく使い切るため、予約人数に応じた必要量や在庫数などの情報を集約。VRSでは接種会場ごとの予約情報を共有し、その日に申し込んだ市民が1回目、2回目の接種を済ませたかだけでなく、キャンセル、予診で接種できなかった―といった情報も記録することで、希望者全員への確実な接種を目指す。

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