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延岡・むかばきオープンデー

本紙掲載日:2021-05-11
7面

家族でイベント満喫−火おこしやラック作りに挑戦

 延岡市行縢町の県むかばき青少年自然の家(宮田靖所長)は3、4の両日、「むかばきオープンデー」を行った。多くの家族連れがさまざまなイベントを楽しんだ。

 延岡市や門川町の高校生約40人がボランティアとして参加し、受け付けなどを手伝った。

 イベントは、火おこし体験、ラック作り、防災体験、プラホビー(プラスチック板で工作)、天体観測と、子どもから大人まで楽しめるものを多彩に用意。

 このうち火おこし体験では、火きり棒を使う古代の方法や金属を使うメタルマッチに挑戦。「疲れた」と言っては親子で交代しながら、一生懸命火をおこしていた。家族5人で訪れた丸山敬大さん(10)=日向市大王谷=は「メタルマッチができて楽しかった。火をおこすのは大変だった」と話していた。

 また、ラック作りは延岡木青会が協力して実施。参加した子どもたちは、同会の会員らの手ほどきを受けながら、ねじを丁寧に打ち込んでラックを完成させた。

 延岡市緑ケ丘から訪れた佐藤流星さん(10)は「完成までわくわくしていた。釣りのルアーをラックに飾りたい」と話していた。

 この他、軽食コーナーもあり、親子がアイスや綿菓子などを食べながら休憩を楽しむ姿も見られた。

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