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「人」(ひと)−延岡市消防本部消防長・永谷正男さん

本紙掲載日:2021-05-04
2面

 「最終的な判断は私が下しますが、補佐するスタッフがいてこそ消防本来の能力を発揮することができます」と、人材育成を第一の使命に掲げる。

 救助隊だけでも21年と、これまでの消防人生38年間の大半が現場。1997年9月の台風19号では北川の氾濫で孤立したホテルから、取り残された人たちをボートで救出した。

 2006年の竜巻は旧消防庁舎で接近するのを目撃し、直後に被災。殺到する救助や救急の要請対応に奔走した。16年の熊本地震は延べ264人を被災地へ派遣し、地元を手薄にしないための調整にも追われた。

 こうした数多くの現場経験から、特に危機管理上、的確な情報収集・伝達の重要性を実感。従来の救助、消防、救急隊に並ぶ「指揮係」の新設に携わり、現場統制の要と位置付けた。

 職員へは「〃まさか〃ではなく〃もしかして〃を想定した対応」を指示。予見できない事故や災害への備えを怠らず、万一発生した場合は最悪の事態を想定しながら、初期段階で十分に部隊を投入するなど、「絶対に天災を人災させてはいけない」と肝に銘じている。

 延岡市出身。延岡西高校を卒業し、1982年に海上保安庁に入庁。翌83年に市消防本部入り。救助畑を中心に歩み、消防本部次長を経て今年4月に消防長昇任。家族さえ見間違えるという双子の兄が市内の旭化成に勤務しており、「間違って声を掛けられても気付かないことがありますので、ご了承願います」。57歳。

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