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日赤延岡市地区に活動資金

本紙掲載日:2021-04-23
2面
読谷山市長に目録を渡す松原哲子さん

元有功会長故松原文夫さん、妻哲子さんが100万円

 延岡市日赤有功会の元会長で、今年1月に94歳で亡くなった松原文夫さんの妻哲子さん(89)が21日、日本赤十字社宮崎県支部延岡市地区に活動資金として100万円を贈った。

 市役所で贈呈式があり、読谷山洋司市長、山本一丸副市長、中間弘副市長が出席。哲子さんが目録を手渡し、読谷山市長は「文夫さんの協力のおかげで今日の活動ができていることを思い返しながら、今後の事業を展開していきたい」と謝辞を述べた。

 読谷山市長から感謝状を受け取った哲子さんは「主人の遺志を少しでも継いであげられたらと思って寄付しました。災害や病気になったときに、少しでも手助けになればうれしい」と話した。

 文夫さんは、1960年に同市松山町に自動車教習所「延陵学園」を設立、67年に「延陵自動車学校」を開校した。また、日本赤十字社の代議員や県日赤有功会の副会長、市日赤有功会の会長などを歴任し、日本赤十字社の活動に長年尽力した。

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