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久世さん最後の指導、一人一人を激励

本紙掲載日:2021-04-06
9面
最後まで熱い指導を行った久世さん
現役の生徒が読み上げる感謝の言葉を聞く久世さん(右)

 「45年、長かったけどやってよかった」―。競泳のコーチとして延岡市の東海スイミングクラブ、ビートスイミングクラブで指導、3月末で引退した久世由美子さん(74)はしみじみと振り返った。

 お別れ会は、これまでの教え子に囲まれて和やかな雰囲気の中であり、ビートスイミングクラブの教え子から花束や感謝の言葉を贈られ、笑顔も見られた。

 熊本県出身の久世さんは福岡県の市立筑紫女学園高校から旭化成に入社。競泳選手としてインターハイやオールジャパン、国民体育大会、全国実業団大会など全国を舞台に活躍した。

 引退後の1976年から市内で指導を始め、1979年に有志と共に東海スイミングクラブを設立。2017年に同クラブの老朽化に伴い休止となるまで選手や指導者として、活躍する多くの人材を輩出してきた。

 松田丈志さん(36)との出会いもこのとき。当時4歳だった松田さんが入部したことがきっかけだった。「あの子はいつも隣で『どうすれば速くなる』と聞いてきた。先輩が指導されてることを自分の事のように聞き、吸収していった」と当時を振り返る。

 めきめきと頭角を現した松田さんとともに2004年のアテネ五輪を初めとし、北京、ロンドン、リオと4大会連続で五輪に出場、合計4個のメダルを獲得した。「常に夢を持たせてくれた選手。今でも彼とやってきたことを子どもたちに伝えたいと思っている」と懐かしんだ。

 長い歴史に終止符を打った4日。最後の指導を行った久世さんは一人一人に激励の言葉を掛け、握手を交わした。「教えてきたことを子どもたちが、伝えて守ってくれればいい」そう語り、指導人生に終止符を打った。

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