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九州山蕎麦−農水大臣賞、知事に報告

本紙掲載日:2021-04-02
2面
農林水産大臣賞の表彰状を手にする椎葉さんと佐藤さん(中央左)、河野知事ら(県庁)
「九州山蕎麦世界農業遺産5種」(MIYAZAKIFOODAWARD2021会場で)

関係者ら「地域のファン増やしたい」−県庁

 2020年度優良ふるさと食品中央コンクール(一般財団法人食品産業センターなど主催)で、最高位の農林水産大臣賞に輝いた「九州山蕎麦(そば)世界農業遺産5種」の関係者が3月18日、県庁を訪れ、河野知事に受賞を報告した。

 九州山蕎麦は、世界農業遺産に認定されている高千穂・椎葉山地域を広く知り、各地の特産物を味わってもらいたいと、椎葉村下福良のそば職人、椎葉昌史さん(38)=椎葉屋代表=とNPO法人高千穂アカデミー代表理事の佐藤翔平さん(28)が共同開発。同地域を構成する高千穂町の米、日之影町のユズ、五ケ瀬町の釜炒(い)り茶、諸塚村のシイタケ、椎葉村のソバを練り込んで仕上げた。

 椎葉さんは、県農業振興公社主催の「みやざき6次産業化チャレンジ塾」に3年間通った経験が商品開発に生きたことを振り返り、県のサポートに感謝。自分たち以上に生産者や包装を委託している障害者支援施設の利用者らが受賞を喜んでいると報告し、「販売を伸ばして地域を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 佐藤さんは「一つ一つが大切に作っていただいた全国に誇れる素材なので、自分たちも大事に売ってコツコツとこの地域のファンを増やしていきたい」と抱負。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている県内全域の農家と連携したバターサンドも開発しており、「いろんな方面とコラボして売っていきたい」と力を込めた。

 九州山蕎麦はギフト用として5点セットを2500円(税込み、各100グラム)で販売。椎葉村の平家本陣で取り扱っているほか、高千穂町ふるさと納税の返礼品にもなる予定で、オンラインショップでも購入できる。問い合わせは、椎葉屋(電話椎葉67・2868)。


◆みやざきフードアワードでも最優秀賞

 九州山蕎麦は、3月12日に宮崎市のホテルニューウェルシティで開かれた「MIYAZAKIFOODAWARD(みやざきフードアワード)2021」でも最優秀賞を獲得した。

 昨年度から始まった同アワードは、県産の農林水産物を使って新たに開発された商品の品評会。前回は延岡市幸町の「風の菓子虎彦」(上田耕市社長)が開発した一口ようかん「一人ひとり」が最優秀賞を獲得し、県内外の販路を広げた。

 今年度は前回を39点上回る89商品の応募の中から、一次審査を通過した30商品を一流のバイヤーが最終審査。県北からはほかに、虎彦の「日向菓(ひむか)心花(こはな)」、OttOOttO(オットーオットー、美郷町)の「美郷栗のジェラート」、高千穂ムラたび(高千穂町)の「ライスブランビスコッティキャロブ日向夏」が審査員賞に選ばれた。

 最優秀賞受賞に際し、椎葉屋代表の椎葉さんは「世界農業遺産地域を盛り上げるために、お金もうけは度外視して作った商品だったので、その思いを評価していただき本当に感謝したい。一人でも多くの方に届いて、次世代に商品と農業と地域が残っていく懸け橋になっていけば」と話した。

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