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ホタル養殖場に幼虫放流−延岡のサン・ルーム

本紙掲載日:2021-03-22
1面
幼虫を養殖池に放つ佐藤敏幸さん(16日夕、延岡市平田町)
上陸しようと早くも壁をよじ登る幼虫

夏には憩いの場に−延岡市平田町

 延岡市松山町のサン・ルーム(佐藤勝造社長)はこのほど、平田町のホタル養殖場で幼虫の放流を行った。同社は県内の自治体や大分県で訪問介護入浴やデイサービス事業を展開。地域貢献の一環としてホタルプロジェクトチーム(佐藤敏幸リーダー)を組織。平田町の山中でホタルのすめる環境づくりとホタルの養殖に取り組んでいる。

 幼虫の放流は昨年に続いて2回目。門川高校ホタルプロジェクトの顧問を務める岡富町の吉田巧さん(65)が全面協力。プロジェクトの高校生たちと一緒に育てた幼虫約200匹を提供した。

 長さ15メートルほどの養殖池には、ホタルの餌となるカワニナ(水生の巻き貝)が豊富に育っており、吉田さんも「十分な数」と評価。敏幸さんが数十匹ずつ分けながら、幼虫を水の中に放した。

 ホタルの幼虫は、気圧が低い時の夜に水の中からはい出て上陸する習性がある。この日は絶好の天候で、放流からしばらくすると、幼虫がさっそくブロックの壁面をよじ登る姿も見られた。

 ホタルの幼虫は卵からふ化して約9カ月間水の中で育った後、上陸して土に潜り成虫に育つという。昨年は約100匹の幼虫を放流しており、同チームでは10分の1程度が成虫になったと推定。今年は昨年の成虫の子孫と新たに放流した分とで、さらに多くのホタルが周辺を舞うことを期待している。

 吉田さんは「幼虫はお尻の部分を光らせながら上陸し、上陸後は、地中でまゆ玉を作り40日から50日を過ごして羽化する時を待ちます。自然界では生まれた幼虫の羽化率は低いものですが、この施設ではかなり高いものになる」と解説。

 佐藤社長も「今年は200匹の半分でも、う化してくれればと期待しています。夏にはホタル狩りができるようになり、近隣の人たちの憩いの場になることを願っています」と期待を込めていた。

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