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昔と今、思い出を聞く

本紙掲載日:2021-03-08
3面
延岡商業高100周年記念事業として行われたOB・OGによる講話

延岡商来年度創立100周年

◆出身教職員4人が講話−生徒ら記念事業を考える

 来年度で創立100周年を迎える県立延岡商業高校(大迫良三校長、505人)=延岡市桜ケ丘=でこのほど、同校出身の教職員4人による座談会形式の講話があった。生徒たちは、4人の思い出話や経験を踏まえたメッセージを聞き、記念事業に向けて意識を高めた。

 ステージには、同校卒業生の和田光央教頭(1976年入学)、藤岡裕巳教諭(93年入学)、興梠麻美教諭(2004年入学)、中村純平教諭(06年入学)と代表生徒4人が登壇。生徒の質問に順番に答える形で進められた。

 このうち「昔と今で変化したこと」の質問に、藤岡教諭は二つあった体育館が一つになったこと、校内も土足だったのが現在はスリッパに履き替えていることを挙げた。

 さらにその20年ほど前に高校生活を送った和田教頭は、現在の体育館の場所に1年生の校舎があり、今、立っているステージ付近には土俵があったこと、当時は就職が大半を占めていたが、現在は進学する生徒が増えていることなどを、当時を懐かしみながら話した。

 「当時の一番の思い出」の質問に中村教諭は、男子バスケットボール部で過ごした日々を挙げ、当時は男子生徒が少なく部員の確保に苦労したこと、なんとか人数がそろって高校総体に出たことを振り返り、「高校3年間楽しいことばかりではなくて、きついことも結構あったが、そっちの方が思い出に残っています」。興梠教諭は、「チャレンジショップ和(なごみ)」で店長になり、商品開発や販売のためにCD、ポップ作りに明け暮れた日々を紹介した。

 最後の質問の「高校生の頃の自分に伝えたいこと」には、自身の失敗や反省を踏まえた貴重な助言が送られた。細かい事を気にしていたという和田教頭は「木を見て森を見ずではいけない」、友人に恵まれたという藤岡教諭は「あの時いっぱい友だちをつくってくれてありがとう」。その一方で「つらいこと、嫌なことから逃げ、どちらかと言えば楽しいことばかりしていた。もっと勉強してと一番言いたい」。

 1、2年生の時の欠席が進路に影響したという興梠教諭は「欠席するなと言いたい」、バスケ部で1年下の後輩が次々とやめたという中村教諭は「もう少し後輩のことをちゃんと見て。それがあればやめなかったのかもしれない」と話した。

 講話後には、登壇した教職員の代の卒業アルバムの写真をスクリーンに映して当時を紹介。今との違いに驚きの声や笑い声を上げて楽しんでいた。

 生徒会長の栗原翔さんは、「当時と今の違いを知ることができたし、変わっていなくてうれしい部分もあった。年代を問わず卒業生に、延商って最高だなと思ってもらえるような式典にしたい」と話した。

 記念式典は11月6日、同市東浜砂町の延岡総合文化センターで開かれる予定。夜には祝賀会も計画している。

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