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◆延岡の海の魅力再発見
本紙掲載日:2009-08-29
2面


海辺に打ち寄せられた〃宝物〃を探す参加者たち

延岡の海の魅力について話す延岡マリンサービス代表の高橋勝栄さん

拾い集めた貝殻を題材に工作に挑戦する参加者たち

海辺の宝物探し楽しむ−おやこビーチコーミング教室

 海辺に打ち寄せられた漂着物を拾って自然や環境について学ぶ「おやこビーチコーミング教室」が28日、延岡市浦城町の浦城海水浴場などであった。市内から6家族24人が参加、〃海辺の宝物探し〃を楽しみながら拾った貝類などを使って工作を楽しんだ。

 延岡市の地域資源を活用した特産品や観光資源のブランド化を目指す「のべおか地域ブランド推進会議」(会長・清本英男延岡商工会議所会頭)の二つ専門委員会のうち、体験型のブルーツーリズム(漁村滞在型余暇活動)事業の観光開発に取り組む「漁村体験交流委員会」(同・岩切幸久延岡水産開発社長、14人)が、体験メニューの一つに加えようと試験的に取り組んだ。

 延岡市漁協浦城支所では、同委員会メンバーである高橋勝栄さん(38)=延岡マリンサービス代表=が、浦城湾近海で見ることのできる珍しい魚介類などについて説明し、「全国から多くのダイバーたちが日本一の規模のオオスリバチサンゴや珍しい魚を見るために
延岡を訪れます」と延岡の海の魅力をアピールした。
 
 その後、高橋さんをガイド役に浦城海水浴場へ足を延ばし、ビニール袋を手にしながら思い思いに貝殻を拾い集めた。中には伊勢エビの殻、シカの骨、ヒトデなどが見つかり、大切そうに持ち帰る子供たちもいた。

 同漁協浦城支所に戻った参加者は、拾い集めた貝殻を題材に磁石を使ったアクセサリー「貝殻のマグネット作り」に挑戦。お気に入りの貝殻にマニキュアを塗って光沢を施した後、マグネットを付着させて次々に完成させた。工作終了後には、今後に生かそうと参加者にアンケート調査も行った。

 親子で参加した延岡市大貫町の主婦峯田理絵さん(40)は「珍しい貝殻などをいっぱい拾いました。いい所なので、家族でゆっくりと訪れたいですね」とにっこり。娘の優里奈さん(8)=南方小3年=は「いろいろな貝殻があってびっくりした。作ったものは夏休みの工作として学校に持って行きたい」とうれしそうに話していた。

 同委員会の取り組みは、延岡商工会議所(清本英男会頭)が今年度事業として採択された国土交通省九州地方整備局の「新たな公」によるコミュニティ創生支援モデル事業の補助を受けて進められている。9月15日には延岡市発祥の「大型定置網(日高式)漁法」や、当時の繁栄を象徴する赤水地区の古民家「ぶり御殿」などを見学したり、郷土料理作りを体験する「延岡市土々呂・赤水地区第1回ぶり大尽の浦めぐりツアー」(募集終了)を行う。同委員会は今後、港で水揚げされた新鮮な魚介類の朝市開催や「ご当地浜料理」の開発なども手掛ける計画。

 今回のビーチコーミング教室について同委員会事務局は「協力いただいたアンケートの調査結果を参考に内容を充実させたい。定期的に実施して、年間を通じて海に慣れ親しんでもらうための体験メニューの定番にしていきたい」と話していた。


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