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純米大吟醸「蔵開き」−千徳酒造

本紙掲載日:2021-02-27
2面
3月1日から限定販売される純米大吟醸「蔵開き」

3月1日から500本限定販売−延岡

 延岡市大瀬町の千徳酒造(門田賢士社長)は3月1日、同社はなかぐら館で純米大吟醸「蔵開き」を500本限定で発売する。アルコール分は15度。270ミリリットル入りで650円(税込み)。

 例年、この時期に行う「蔵開き」会場だけで販売する限定の新酒だが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために開催を見合わせた。一方、愛飲者からの人気が高く、問い合わせや予約の電話が相次いだことから、それに応える形で販売することにしたという。

 県内産の酒造好適米「山田錦」を5割に磨き、米麹(こうじ)のみを使用して仕込んだ無濾(ろ)過生原酒。春にふさわしく、フルーティーで軽い甘さと切れの良い酒に仕上がったという。

 門田社長は「常温または冷やで飲んでもらうのがお勧め。毎年たくさんの方に来ていただく『蔵開き』を開催できないのは本当に残念。早く元の生活に戻れるように願っている」と話した。

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