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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
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写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
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◆備長炭製炭技術−美郷町
木造日蓮聖人坐像−門川町勝蓮寺
県教委は18日、県文化財保護審議会(原田解会長)から答申のあった「美郷町備長炭製炭技術保存会の備長炭製炭」の県無形民俗文化財、「木造日蓮聖人坐像(にちれんしょうにんざぞう)」(門川町川内・勝蓮寺)の県有形文化財指定を決定したと発表した。県指定の無形民俗文化財は29件目、有形文化財は68件目となる。
美郷町は、和歌山県、高知県と並び備長炭の三大生産地とされる。
本県の中では江戸時代からの主要産地。明治時代以降も他地域の技術を取り込み、製炭法や窯の改良に取り組みながら独自の技術確立に努め、品質向上や増産を図ってきた。
和歌山、高知で使用されているウバメガシが希少なため、美郷町では自生するアラカシを原木に使用。昭和30年代に愛知県から導入した小窯を使用し、窯内の温度を徐々に上昇させて原木を十分に乾燥させ、炭化・硬化させる製法を用いている。
技術継承と後継者育成を目的として、2014年に町備長炭製炭技術保存会(上杉貴敬会長)が結成され、Iターンなど県外からの就労者も積極的に受け入れながら、製炭が続けられている。
木造日蓮聖人坐像は高さ80・8センチで、墨書による内部の銘文から1394(応永元)年の制作と確認されている。鎌倉時代の肖像彫刻の様式を踏まえているとされているが、一木彫りに近い胴体部を凸型に形成、両足膝部前部を凹型にして接合するなど、平安時代前期を思わせる古い技法も用いられている。
13〜14世紀の日蓮聖人像は全国的に見ても作例数が少なく、さらに木像は、銘文のある像としては九州最古という。制作時期も明らかであることから、中世日向の仏教史や、九州の中世仏像彫刻史を考察する上でも貴重な文化財となる。
県教委は県文化財保護審議会から8日付で答申を受け、15日の2月定例教育委員会でこれら2件の文化財指定を決定。正式指定は公報告示後となり、県指定文化財の合計は232件となる予定。