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寒修行の浄財を寄付

本紙掲載日:2021-02-17
2面
寄付を受け取った大樂施設長(左から3人目)と延岡市仏教寺院の有志

仏教寺院の有志みどり学園へ−延岡

 延岡市仏教寺院の有志が12日、同市若葉町の児童養護施設「みどり学園」(大樂隆志施設長)を訪れ、1月の寒修行で集まった浄財11万7988円を寄付した。

 寒修行では善正寺、今山大師、光明寺、願成寺、三福寺、本東寺、常念寺、専念寺、常楽寺、如意輪寺、円照寺の住職や副住職が市内を巡行。家内安全などの所願成就、新型コロナウイルスの終息を祈願し、市民から浄財を募った。

 この日は、善正寺と今山大師の野中健雄副住職、光明寺の谷山光信住職、三福寺の田村智彰副住職、常念寺の酒井真也住職、常楽寺の中本慈宣住職、如意輪寺の富山育学副住職の6人が訪問。代表して野中副住職が大樂施設長に目録を手渡した。

 有志による寄付は1987年から始まり、今回で34回目。大樂施設長は「子どもたちの自立支援のために、大切に使わせてもらいます」と感謝を述べた。

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