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総務省のふるさとづくり大賞

本紙掲載日:2021-02-15
3面
「ふるさとづくり大賞」総務大臣表彰を受賞した飯干淳志さん(右から2人目)と河野知事ら(県庁)

高千穂町の飯干さんに伝達−県庁

 先進的な地域づくり活動に取り組む個人や団体をたたえる総務省の「2020年度ふるさとづくり大賞」で、高千穂町向山地区の飯干淳志さん(66)=町観光協会会長=が総務大臣表彰に輝き、9日に県庁で河野知事から伝達された。

 飯干さんは過疎化が進む向山地区の持続可能な地域づくりを志し、09年3月に54歳で町役場を早期退職。地元で荒廃した農地の再生に努めながら、翌10年6月に高千穂ムラたび協議会を設立して、農作物の栽培やどぶろく、甘酒造り、古民家を活用した民宿経営などに取り組んできた。

 活動をさらに実現性の高い事業へと発展させるため、12年2月に同協議会を株式会社高千穂ムラたびへと法人化。若い担い手を積極的に雇用して地域資源を生かした新たな産業を創出し、海外への販路開拓、農村ツーリズムによる交流人口の拡大にも成功している。

 受賞に際しては、役場で培った経験や知識を生かしながら、さまざまな地域課題の解決に率先して取り組んでいる点が高く評価され、「観光協会の会長に就任することは、地元の人々にも信頼されている証であり、さらなる活躍が期待される」と絶賛された。

 何の手引きもない中で「いまも暗中模索を続けている」という飯干さん。故郷を再生するヒントを探るため借金してまで海外を旅して回るうちに、観光地ではないローカルツーリズムへの関心の高さに気付かされたという。

 すでに向山地区は、新型コロナウイルスの感染拡大で観光需要が落ち込む中でも連日客足が絶えない人気スポットに成長しているが、「まだまだ農村ツーリズムの潜在的な可能性は大きい」と確信。「観光産業をしっかり伸ばしていく取り組みは、今後の西臼杵の核となる」と力を込める。

 県内でふるさとづくり大賞の受賞は、日向市の財光寺農業小学校以来9年ぶり。飯干さんは「若い人たちが加わり、いろんな効果を出す環境ができた。チャレンジする人が増えてほしいし、気概を持って動いてくれれば県内からもどんどん受賞者が出てくる」と期待を込めた。

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