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南十字星一番北の星

本紙掲載日:2021-02-11
3面

延岡市の板谷さん鏡山から撮影に成功

 南半球の星座として知られる南十字星。その十字の一番北に輝く星を延岡市無鹿町のアマチュア天文家板谷憲一さん(71)が9日、同市の鏡山山頂から撮影した。大気の状態が良かった同日未明、水平線上に浮かぶ星を撮影できたという。

 南十字星は南緯57〜60度の頭上に輝く星座。南十字星は四つの星でできたこぢんまりとした星座、全天88星座でも最も小さな「みなみじゅうじ座」にある。1等星のアルファとベータ星、2等星のガンマ星、3等星のデルタ星が形づくる。

 北半球から観測できるのは地軸の傾き具合から、1〜5月がチャンス。「宮崎県から見えるのは一番北のガンマ星のみ。それも北緯33度の大分県辺りが観測の北限。延岡は北緯32度43分前後で何とか、ぎりぎり地平線か、水平線上に見える」と板谷さん。

 撮影は1月から挑戦。南十字星が最も天頂にある南中の時刻を狙い、カメラを構えた。視界の良い冬でも「低空では、もやがかかったり、海面と空気の温度差によるけ嵐で視界が悪い日がある」。撮影した9日は状態も良く、午前3時30分ごろから同50分ごろにかけて撮ることができた。

 「日本からはほとんど見えない星座ですが、サザンクロス(南十字星)は一番知られた南半球の星座です」「十字の縦のラインを南方向に取ると南極で方角を測るのに利用された」「十字の北をたどると日本の方向です。戦時中、南洋の戦地に赴いた日本兵は夜、日本の方向を向いて故郷を思い、涙したそうです」

 写真は、鏡山山頂から南方向を撮影。門川沖の枇榔(びろう)島のやや左、水平線上に輝くのが南十字の一番頭の星(矢印)。下の光は半島や島の灯台など。撮影データは、レンズ90ミリ、F2・8、感度1600、三脚固定で露出30秒。

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