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森に響くドラミング

本紙掲載日:2021-02-08
7面

キツツキの仲間にぎやか

 「ダラララララ」。森に突如として鳴り渡るのは、キツツキの仲間がくちばしで木をつつくドラミングの音だ。繁殖期を控えて新たな巣穴作りを始めたのか、〃森の大工さん〃たちが乾いた音を響かせている。

 里山から市街地の公園まで広い範囲に生息するのは「コゲラ」。スズメほどの大きさで国内にいるキツツキの仲間では最も小さい。秋冬はシジュウカラなどと混群をつくることもある。

 黒褐色で背中と羽に白い横斑。餌の昆虫を探して幹から枝先へと移動する。体が小さいせいかドラミングの音も「ココココ…」と軽く、短め。ギーッという鳴き声は古い戸を開けるような音に似ている。

 黄緑色のマントに赤いベレー帽。そんなおしゃれな姿に見えるのは「アオゲラ」。ムクドリより大きい全長29センチ。低い山の広葉樹林などにすみ、枯れた木に穴を開けて巣にする。

 キョッキョッとか繁殖期にはピョーピョーピョーと尻下がりの声で鳴く。大きな声は森によく響き、木の葉の少ない季節には見つけやすい。ドラミングの音も高速で大きく、深い森に迷い込んだ気分にさせてくれる。

 黒い背中と雄の赤い頭、腹がよく目立つのは「オオアカゲラ」。アオゲラより少し小さい全長28センチ。比較的標高の高い森林にすみ、昆虫の他に秋冬は木の実も好んで食べる。

 甲高い声でケッケッケッと鳴く。個体数が少なく、木の高い場所にいることも多いため、コゲラ、アオゲラに比べると見つけにくい。

 いずれも留鳥。繁殖期を迎える初夏には、ドラミングの音も一層大きくなりそうだ。

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