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コロナに負けるな−弁当販売スタート

本紙掲載日:2021-02-05
1面
初日からにぎわった弁当販売会(4日午前、延岡市川原崎町のガーデンベルズ延岡)

ガーデンベルズ延岡−初日から活気

 延岡市川原崎町のガーデンベルズ延岡(廣瀬直樹支配人)で4日、「コロナに負けるな!!」をテーマにした弁当やテイクアウトメニューの販売会が始まった。コロナ禍で苦境にある飲食店を応援しようと独自に企画した。大ホールと玄関前駐車場を無料開放し、今月末まで、木、金、土曜日に第1部(午前11時30分〜)、第2部(午後4時30分〜)で予定している。

 初日の4日は市内の6店が出店した。感染防止対策のガイドラインに沿って、ついたてのほかマスク、フェイスシールドを身に着けて店のスタッフが準備。1部の開場時間には近隣の住民や周辺の事業所に勤める人たちが、昼食用にと訪れた。

 十分な距離を保ったそれぞれのテーブルには、チキン南蛮や空揚げ弁当、ロコモコ弁当などいろんな種類の弁当が並んだ。訪れた人たちは見比べながら好みの味を買い求めていた。

 空揚げ弁当などを販売した炭壱の奥真弥さん(23)は「大変な時期なのでこういった機会を設けてもらえるのは本当にありがたい。2部では鍋物など、この季節人気の夕食も用意します。お客さまの反応を見ながら、メニューも考えます」と意気込みを話した。

 ガーデンベルズ延岡の宗光洋さん(34)も「個別では集客が難しいが、(出店した飲食店の)シャムロックの久世武志さんが中心になって近隣のお店に呼び掛けてくれたのが大きい。これからもっとたくさんのお店に貢献できるようにしたいですね」と話していた。

 ガーデンベルズ延岡では引き続き参加店舗を募っている。問い合わせはガーデンベルズ延岡(電話延岡21・1122)、Eメールアドレス(soumitu@memolead.co.jp)。

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