【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

ミャンマー突然のクーデター−驚きと心配

本紙掲載日:2021-02-04
3面
19年11月5日、延岡商工会議所とMABA(ミャンマー日本人材開発センター〈MJC〉で日本経営を学んだ研修生の同窓会)はミャンマー第2の都市マンダレーで経済交流に促進に関する包括連携協定を締結。写真は、協定後に互いの未来に乾杯する場面
20年2月6日、延岡市役所を訪れたミャンマーMJC経営塾研修生の一行

延岡市の友好会・経済交流

◆研修生受け入れや商談会

 ミャンマーで国軍によるクーデターの発生を伝える報道が1日に流れたことを受け、同国と経済を中心とした交流を深めている延岡市の関係者らからは、突然の出来事への驚きや不安、これまでの交流を含め今後の行方を心配する声などが挙がった。

 延岡市とミャンマーの交流は、2014年に市内の企業経営者有志が同国を訪問したことを契機に、研修受け入れや商談会などを通じて加速。16年にはマンダレーの企業経営者有志が、同所に延岡の人材交流・情報発信拠点「ノベオカフェ」を開設し、より深化した。19年には延岡商工会議所とミャンマー日本人材開発センター(MJC)の研修受講生の同窓会組織(MABA)が、お互いの経済交流と発展に協力する連携協定を締結。また、市は東京五輪に向けた同国のホストタウンに登録されるなど、交流は観光、文化、スポーツにも広がっている。

 14年にミャンマーを訪問した一人で、延岡・ミャンマー友好会事務局長を務める太陽工業社長の梶井崇之さん(58)は、1日に報道で発生を知ったという。「突然のことに驚いている。心配もたくさんある」と受け止めた。

 情報の収集に努めたが、1日時点は「現地の知人らと連絡が取れず、事実関係が把握できない」状況。同社では4人のミャンマー人技能実習生を受け入れているが、全員が「家族との連絡が取れていない」と話していたという。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、両国間の行き来ができない中で連絡を取り合う交流を続けてきた。「今は状況の推移を見守るしかないが、これまで通りの交流を続けていけるのかも心配」と話していた。

 延岡市とミャンマーの交流に尽力するJICA九州・宮崎県北地域国際協力アドバイザー・富山隆志さん(68)は、1日朝に届いた知人のメールでクーデターの発生を知り、発信者やその家族の安全を気遣い返信した。

 その後も現地の多くの知人・友人から「状況を知ってほしい」と現状を知らせるメールが届いているという。「今後の状況を見ていく必要があるが、これまで積み上げた市民レベルの交流が途絶えるとは思わない。より一層深めていけると信じたい」と願った。

 また、東京オリンピックに向けたミャンマー男子柔道のホストタウンに登録された延岡市は、これまで同国の文化や料理などの紹介、交流事業などを通じて市民に魅力の発信を続けてきた。

 同国男子柔道は東京五輪の出場機会を逃してはいるが、市の担当者は「ミャンマー大使館にも交流の取り組みは感謝されており、今後も新型コロナの状況などを判断しながら続けていきたい」と話していた。

その他の記事/過去の記事
page-top