コロナ禍、私立２校で入試
本紙掲載日：2021-01-27
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高校入試本格化
◆対策徹底、体調不良などで追試も
延岡市内の二つの私立高校で２７日、入学試験が行われ、高校入試が本格的に始まった。
新型コロナウイルス感染者が増加する中、感染症対策を徹底して実施。受験１週間前から検温や健康観察を求めたほか、試験の前後で机や椅子などを消毒したり、１教室に入る受験者数を減らしたりするなど工夫して行われた。両校ではまた、感染拡大防止対策として、２７日受験できなかった臨時休校中の生徒や、風邪の症状がある受験生を対象に後日、追試験が行われるという。
２７日実施分の合格発表は２月５日。各中学校を通して通知される。
◆６９３人が受験−延岡学園高
同市大峡町の延岡学園高校（柳田光寛校長）は、同校のほかに日向市と高千穂町の合わせて４会場で実施。普通科（定員１８０人）と調理科（定員４０人）に６９３人（うち調理科７６人）が受験した。
試験は国語、数学、英語（リスニングを含む）、理科、社会（各４０分、１００点満点）の筆記試験と集団面接で行われた。
◆７６６人が受験−聖心ウルスラ学園高
同市緑ケ丘の聖心ウルスラ学園高校（佐々木��夫校長）は、同校と同校看護科棟、日向市、高千穂町の計４会場で実施。普通科（定員１５５人）と看護科（定員４０人）に、７６６人（うち看護科５９人）が受験した。
試験は国語、数学、英語（リスニングを含む）、社会、理科（各４０分、１００点満点）の筆記試験と、普通科が集団面接、看護科が個人面接で行われた。