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カタノトモコさんイラスト展

本紙掲載日:2021-01-25
7面

2月28日までエンクロスで開催中

 大ヒットした文具・雑貨シリーズ「一期一会」などの作者で、延岡市島浦町出身のイラストレーター・カタノトモコさん(37)=東京都在住、本名・片野智子さん=の作品展が、同市幸町の駅前複合施設エンクロスのキッズスペースで開かれている。2月28日まで。

 同スペースでは、県内出身のアーティストについて多くの人に知ってもらおうと、3カ月交代で展示会を行っている。

 今回はカタノさんに出展を依頼して実現。このために描き下ろしたイラストや児童書「お願いフェアリー」シリーズ=ポプラ社=のラフ画(短時間で簡単に描かれた絵)など15点を展示している。

 また、カタノさんがイラストを担当した書籍やコミックエッセイ、コロナ禍で帰省がかなわなかったカタノさんからのメッセージも一緒に展示されている。

 現在、県独自の緊急事態宣言が出されていることから、同スペースは利用できなくなっているが、入り口付近から展示内容を見ることができる。


◆懐かしみながら描きました−市内3校の女子高生
カタノさんに書面でインタビューしました。

――現在取り組んでいるお仕事について教えてください。

 児童書の挿絵イラストの仕事をしています。3月に文響社さんから新しく書籍が出ますので楽しみにしていてください。

 また、「コミックエッセイ」というジャンルの作品(エッセイ漫画)も描いていたのですが、12月で引退し、以前から興味があった編集者として出版社で働いておりまして、Wワーク中です。

――今回は、エンクロスからの依頼でイラストが展示されることになったと聞いています。地元でご自身の作品が展示されるのはどういうお気持ちですか。

 まさか私がそんなことをしてもらえると思っていませんでした。お話をいただいた時はすごくうれしかったです。

――今回展示されている作品について教えてください。

 作品展に合わせて、女子高生のイラスト4点を描き下ろしました。

 3点は、当時の聖心ウルスラ学園高校、延岡東高校、延岡商業高校の制服を着ています。あと旭化成の煙突を描いた1枚は、何となく「自分の学校かな?」と思っていただけるといいなと思って描きました。

 本当は延岡市内にある全部の高校の絵を描きたかったのですが、時間的に難しく、友人が通ったなど自分自身が特になじみ深かった高校を選びました。

 自分が延岡で過ごした日々を懐かしみながら描いた作品です。東京での生活が長くなった今でも、あの頃に見た風景や感じたことは、きのうのことのように残っています。

 他には、書籍になった作品のラフ画や下書きなどを飾っていただいています。

――読者の皆さんにメッセージをお願いします。

 実際に延岡に帰ってイラスト展に顔を出したかったのですが、コロナの影響で帰ることができません。私の代わりに…と言うのもなんですが、エンクロスに足を運べそうでしたら、ぜひ見に行ってみてください!ツイッターなどで「カタノトモコのイラスト展行ったよ!」とつぶやいてくださると、見つけて大変喜びます!!

【カタノトモコさんプロフィル】
延岡市島浦町出身。島野浦小、同中、聖心ウルスラ学園高校卒業後、大阪府の専門学校に進学。2002年に関西の文具会社に入社し、文具デザイナーとして活動を開始した。05年には自らが手掛けたイラスト入りの文具・雑貨シリーズ「一期一会」が大ヒット。ロングヒットシリーズになっている。
07年10月に独立しイラストレーターとして活躍。主な著書に「わたし、孤島そだち。」「まんぷく大阪」、挿絵を担当した「お願いフェアリー」シリーズ、「つかさの中学生日記」シリーズなど多数。
3月11日には、イラストを担当した「エミリ、ときどきマーメイド。」が文響社から発売される予定。主人公は12歳の少女エミリ。イギリス、アメリカの女の子たちを中心に大ヒットし、世界中で翻訳されている作品の日本語版。

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