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2021新春インタビュー(12)永出明延岡市三北商工会会長

本紙掲載日:2021-01-21
1面

朝の来ない夜はない

◆今年は明るい方向に

――コロナの影響は。

 海関係では養殖業への影響が4月ごろから非常に深刻になり、その相談が集中しました。養殖業は餌を与えなければならないが、やりすぎると今度は大きくなりすぎて商品価値がなくなる。そのジレンマがあったそうです。そういう意味では栽培漁業と普通の漁業では差があったような気がします。

 ただ、幸いなことに商工会管内でコロナを理由にした廃業は聞きません。本当に良かったなと思います。会員は小規模事業者がほとんどですから、国や県からの給付金や補助金、つなぎの金融で息をつないだのではないかと考えています。

――コロナ禍で商工会としての支援は。

 4月からは無担保無保証・利息免除の運転資金の借り入れなど金融面での支援をしてきました。そこに国や県の持続化給付金や補助金の申請受け付けが始まり、個人でやると難しい手続きのサポートを行いました。商工会が窓口となりましたので、農業や漁業など商工会に入っていない方も来られ、受付者数は会員よりも非会員の方が多かったとの報告を受けています。

 県や市のプレミアム付き商品券の窓口もあり、幅広い活動をしてきました。これからは固定資産税の減免や飲食店への休業補償などの施策、このまま感染が広がれば、当然国、県、市の小規模事業者対策も打ち出されてくるのでそちらが増えてくると考えています。

――過疎化や高齢化と直面しています。

 地元の商店というのはなくてはならない存在だと思っています。お店がなくなるということは、その町が不便な状態になる。例えば、北浦町は4000人前後が暮らしていますが、自動車修理工場がありません。北方や北川には複数社あるのにです。誰かやらないかと思っていろいろな場で話しますが、外部から来てくれる人もいません。他業種については高齢化して廃業するという人が出てきますが、何とかこれを止める方法はできないかと考えています。

 ただ、三北地区を見渡すと、山間部は会員の増強ができていて北方では年々増えている。北浦の漁業関係も息子が後継者となる事例が多いです。全体では微減の状態が続いていますが、今のところは速いテンポで減るようではありません。

 一方で、ここ最近はなぜか10件ほど会員が増えているんです。コロナ関係のサポートで商工会がいろんな指導や支援をしたことで、今まで商工会の存在を知らなかった人たちにも接することができたことが影響しているのではないかと思います。これは県内の他の商工会でも同じような状況があると聞いています。ここはコロナのプラスの部分と言えるのかもしれません。

――今年の抱負を。

 おかげさまで北方、北浦、北川と広い範囲に300前後の会員がいます。職員も北浦3人、北川2人、北方3人と依然とあまり変わらないような人数の配置で、みんな優秀な人たちです。2020年は大変な年でしたが、朝の来ない夜はないと言いますように、そういう明るい方向に進むのではないかと思います。

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