新型コロナ−１８日県内２９人

宮崎市２２人、都城市４人

　県と宮崎市は１８日、県内で新たに２９人（県１５３９〜１５６７例目）が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市町村別では宮崎市２２人（県１５３９〜１５６０例目）、都城市４人、新富町２人、西都市１人で累計感染者は１５６７人になった。また、入院中の重症者が１人増え、最多の７人になった。

　県によると、県発表分の７人はいずれもこれまでの感染者との接触歴があった。宮崎市では、家族間や友人との接触による感染拡大が目立った。医療機関を受診し感染が確認された人は３人だった。

◆１７日時点の入院は９７人

　県によると、１７日時点の入院者は９７人。県北では延岡西臼杵圏域の医療機関に６人が入院している。宿泊・施設等療養中が６８人で自宅療養が２３０人。入院・療養調整中が３８人になっている。

　県は１８日から、都城市の「アパホテル宮崎都城駅前」を宿泊療養施設として、開設。療養者の受け入れを始めた。

◆１９日、２０人以上−１８日、２人死亡

　県は１９日午前、速報値で県内の新型コロナウイルス新規感染者が２０人以上になると発表した。２０人超は７日連続。また知事は１９日午前、定例会見で１８日に治療中の基礎疾患がある高齢者２人が死亡したと発表。県内の死者は１３人になった。

　また、知事は２０日に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、県独自の緊急事態宣言（２２日まで）について、２３日以降の方針を決定すると示した。感染者の確定値は１９日午後４時に発表する。