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新型コロナ県内48人

本紙掲載日:2021-01-15
3面

宮崎市36人、延岡市2人−14日

 県と宮崎市は14日、新型コロナウイルスの感染者が、県北の2人を含め県内で新たに48人(県1379〜1426例目)確認されたと発表した。宮崎市では高齢者福祉施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、県内感染者数の累計は1400人を突破。重症者は1人増の6人となって、入院者数とともに過去最多を更新するなど、医療現場の負担は厳しさを増している。

 市町村別の新規感染者は宮崎市が36人(県1379〜1414例目)で全体の7割以上を占めた。次いで都城市が3人、延岡市と串間市、新富町が各2人、西都市と三股町が各1人。神奈川県の30代女性も保険適用検査で感染が判明した。


◆40代女性と20代男性−延岡市

 延岡市の新規感染者2人は、1419例目の40代女性と1425例目の20代男性。女性は、13日に感染確認が発表された市内の1369例目の30代男性(13日発表)と接触歴があった。

 1369例目の男性は9、10日に出勤し11日に発症した。家族4人とこの女性以外に濃厚接触者がいないか調べている。

 新規感染者の20代男性についても接触者や行動歴を調査中。


◆病床占有率は41・5%に

 重症者は6人となり、11日の5人を超えて過去最多を更新した。入院治療を受ける感染者も前日から6人増の102人とこれまでで最も多くなった。病床のひっ迫具合を示す病床占有率は2・5ポイント増の41・5%と4割を超えて、国の指針でステージ4(感染爆発段階)の「50%」に迫っている。

 現状について県感染症対策室は、「重症化すれば医療機関への負荷は数倍増えるため、本県の医療提供態勢からすれば厳しくなっている」と危機感を訴えた。

 感染者数はピークとなった7日の105人から落ち着きつつあるかに見えるが、「先日の41人にしても本県にとっては多く、こうした数が続いたことで医療機関はさらに圧迫されており、重く受け止めている」と、現場への理解を求めている。


◆入院102人うち重症者−13日時点

 13日時点の入院は102人、うち重症者は6人。県北は日向入郷圏域の指定医療機関が前日と同数の2人で、延岡西臼杵圏域は指定医療機関が同じく2人、協力医療機関が1人増の3人となった。

 宿泊施設の療養者は計83人で12人増加、自宅療養も255人で9人増え、入院・療養先を調整中が66人。累計の感染者1429人(県外発表分の3人を含む)のうち、退院・療養済みは38人増えて923人となった。


◆県立学校は18日再開

 県教委は14日、県独自の緊急事態宣言発令で臨時休校を延長した県内全ての県立学校を、18日から再開すると発表した。部活動は22日まで中止とする。

 県立学校は7、8日の始業を予定していたが新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、いったんは11日まで臨時休校を決定。感染状況が厳しい都城市・北諸県圏域のみ17日までとしていたが、7日に県下全域へ緊急事態宣言が発令されたため他圏域も延長した。

 感染者が増加している地域や学校には時差登校や分散登校を検討するとともに、職員や児童・生徒だけでなく同居の家族にも発熱など風邪の症状がある場合は、登校・出勤を控えてもらうよう伝えるという。


◆県警本部警務課の30代警察官が感染

 県警は13日、県警本部警務課の30代男性警察官が新型コロナウイルスに感染したと発表した。4〜8日に東京都の警察大学校で研修し、帰県後は出勤しておらず、県内に濃厚接触者はいないという。


◆15日も40人以上を確認

 県は15日、新型コロナウイルスの感染者が県内で新たに、少なくとも40人以上確認されたと発表した。宮崎市が把握した分を含む前日の検査結果の速報値で、40人以上は3日連続。県と市が午後に確定値を公表する。また、河野知事による緊急会見が予定された。


◆周囲にうつさないために−症状あれば即受診を

 風邪の症状で受診したかかりつけ医などによる保険適用検査で判明した新規感染者は、過去3番目に多かった前日を4人上回る24人に上った。濃厚接触者などへの行政検査と異なり、感染経路が不明なケースが多く含まれることから、拡大リスクが高い状況はさらに続くとみられる。

 県感染症対策室はこうした感染者の増加を不安視する一方で、「行政検査のみだった当初に比べ、民間検査が増えてスムーズに実施できている結果とも言える」と評価。

 ただ、新規感染者の中には発熱が1週間以上続いて検査を受けるなど、感染が分かるのを恐れて医療機関の受診を控える人もいると指摘。「感染することが悪いことではないので、周囲にうつさないためにも、発熱などの症状があれば我慢せずにすぐに受診してほしい」と呼び掛けている。



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