都城市でクラスター

スポーツクラブで１７人感染−６日・新型コロナ

　県は６日、都城市のホリデイスポーツクラブ都城の利用者とその家族など１７人が関連する感染集団が発生したと発表した。クラスター（感染者集団）につながる可能性があるとして、接触者の調査を進めている。

　ホリデイスピーツクラブ都城では、１２月３０日以降、２０〜５０代女性の利用者１１人（都城市８人、小林市・三股町・鹿児島県各１人）の感染を確認。その家族６人の感染も分かった。

　県によると、利用会員は千人規模だが、会社の協力で数百人には連絡済み。検査対象者は１００人以下になるとみている。

　県は同２４日から１月５日の間（１２月３０日〜１月３日は休業）に、同クラブを利用した人は新型コロナクラスター臨時相談電話（電話０９８５・２６・３１１６）へ連絡するよう呼び掛けている。


◆都城市の眼科病院でスタッフ９人が感染

　県は、都城市の宮田眼科病院の医療スタッフ９人の感染を確認したと公表した。５、６日発表の２０〜５０代の男女で、居住地は都城市７人、鹿児島県１人、三股町１人。スタッフ約４０人の検査は終えており、外来患者含め接触者は把握できているとした。


◆都城市郡医師会病院の職員１人が感染−検査対象は７００人

　都城市郡医師会病院は６日、病棟に勤務する職員１人の新型コロナウイルス感染を発表した。同院と県によると、５日に判明し、県が６日発表した新規感染者に含まれる。

　同院は６〜８日は救急診療をのぞく診療を休診する。県によると、検査対象は約７００人を見込んでいるという。