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貴重な川・友内川を学ぶ

本紙掲載日:2020-12-29
7面
河口付近を歩きながら成迫さんの説明を聞いた
土井さん(右)の説明に聞き入る参加者(リバーパル五ケ瀬川)

県絶滅危惧種82種が生息−延岡

 多彩な動植物が生息しているとして、県内11カ所目の重要生息地域に指定された延岡市の友内川に関する講演会がこのほど、同市牧町のリバーパル五ケ瀬川であった。自然環境に関心の高い市民ら約30人が参加して、「身近な川の貴重な生き物について知っていますか?」をテーマにした講演と活動報告を聴いた。

 県は昨年3月、友内川を野生動植物の分布状況や生態、その他の生息状況を踏まえて保護するために重要と認める「重要生息地域」として指定した。

 開講に当たって県環境森林部の永野学さんが重要生息地について説明した。2007年に高千穂町の五ケ所高原、高鍋町の高鍋湿原、串間市の笠祗・古竹草原の3カ所を指定したのが最初。県北では他に、延岡市の家田・川坂湿原、諸塚村の黒岳、高千穂町の鳥屋岳、門川町の庵川東入江がある。

 県北植物愛好会の成迫平五郎さんが「友内川の重要性について」をテーマに講演。NPO法人五ケ瀬川流域ネットワークの土井裕子代表は「友内川を守るための取り組み」について報告をした。

 友内川は北川の支流で河口からの長さ約1・6キロ。成迫さんは、河口汽水域の多様な環境を有する代表的な川と紹介。植物21種、魚類13種を含む82種の県絶滅危惧種が生息しており、「派手さはないが、生物にとって貴重な環境がある」と話した。また、実際に河口付近を案内しながら、友内川を解説した。

 土井代表は、竹炭やカキの貝殻を使った水質浄化装置を設置していることや東海漁協の協力でシジミの放流を行っていること、川の再生プロジェクトに近くの東海中学校の生徒たちも協力してくれていることなどを報告。清掃活動では、不法投棄された自転車が十数台もあったというエピソードも紹介した。

 参加した人たちは資料にメモを取るなどして聞き入り、身近な川に豊かな生物環境があることを再認識していた。

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