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グランプリに遠田一美さん(延岡)

本紙掲載日:2020-12-28
7面
県庁を訪れたミセスジャパン県代表。河野知事の右隣が遠田一美さん
河野知事に意気込みを語る遠田さん

ミセスジャパン県代表5人が日本大会へ

 来年3月開催の「ミセスジャパン2020日本大会」に出場する延岡市の遠田一美さん(46)ら県代表5人が25日、県庁に河野俊嗣知事を訪ね、意気込みを語った。

 ミセスジャパンは日本国籍の25歳以上で、既婚または結婚歴のある女性、シングルマザーが対象のコンテスト。美しさだけでなく、人生経験で培った内面の魅力も競う。

 地方大会は年々数を増やし、5回目の今年度は宮崎を含む12カ所で実施。全国大会の上位10人は、国内初開催となる世界大会に日本代表として出場する権利が得られる。

 県代表は1次選考(書類)、2次選考(面談)を通過した15人を、ドレスアップとウオーキング、スピーチで審査。その結果、県北からただ1人勝ち抜いた遠田さんは、46歳以上のクラシックミセス部門でグランプリを受賞し、最も観客の支持を集めた特別賞にも輝いた。

 ティアラとドレス姿で訪れた5人は、ステージさながらのウオーキングで入室し、腰に手を当ててのポーズを披露。河野知事は「美しすぎるお母さんたちのキラキラした輝きに圧倒されました」と拍手を送った。

 遠田さんは市内でエステティックサロンを経営し、家庭では4人娘の母親、妻として家事をこなしながら、PTA活動、読み聞かせボランティアにも参加。人口が減る中、延岡を「出産した後も女性が輝けるまちにしたい」と話し、「私自身も4人産んで、子育てが済んだら終わりではなく、今から第二の人生を生きていけるという姿を見せていきたい」と笑顔で語った。

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