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2020年を振り返る−延岡市

本紙掲載日:2020-12-26
3面
エンクロスを中心とした延岡駅周辺プロジェクトは日本デザイン振興会のグッドデザイン賞金賞(経済産業大臣賞)を受賞

コロナ対策に追われた一年

◆駅前周辺プロジェクト−エンクロスが金賞に

 新型コロナウイルス感染症に振り回された1年。感染拡大防止のため、マスク着用や消毒などが日常化。人の動きが鈍り、経済や生活に大打撃を与えた。一方で、感染防止に対応した働き方やリモート会議などデジタル化の動きも加速した。県北の1年を振り返る。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、市は2月に感染症対策本部を設置。プレミアム商品券発行や高齢者のインフルエンザ予防接種の無料化、解雇や収入が減少した市民の緊急雇用対策など、11月時点で第1〜7次緊急対策を打ち出し対応している。

 3月には、昨年、リチウムイオン電池の研究開発でノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰氏に対し、開発の顕著な功績に加え、延岡で行った実験成果が偉大な功績につながったなどとして名誉市民の称号を贈ることを決定。今月20日に市内で開かれた講演会で授与された。

 延岡駅周辺地域は明るい話題が相次いだ。

 市は1月、学校法人三幸学園が運営する小田原短期大学(神奈川県)と、通信教育課程設置の合意を発表。4月に基本協定を結び、10月に入学式があった。不足する幼稚園教諭や保育士の養成、地域の活性化が期待される。

 10月には延岡駅西側で、株式会社まちづくり延岡が整備する再開発ビル建設主体工事がスタートした。ビルは地上5階建てで来秋完成を目指す。現在、企業や団体、金融機関、飲食店など入居可能床の9割強が決まり、引き続き飲食店の誘致を進める。地域のにぎわいを創出する、仕事と生活の拠点施設が誕生する。

 また、市駅前複合施設エンクロスを中心とした「延岡駅周辺プロジェクト」は、日本デザイン振興会のグッドデザイン賞金賞(経済産業大臣賞)を受賞。大賞(内閣総理大臣賞)に次ぐ賞であり、審査委員会が最も優れていると評価したデザインに贈られる賞だったことから喜びが広がった。

 新型コロナは災害対策にも影響を及ぼした。9月6日から7日にかけて台風10号が九州に接近、西海上を通過。猛烈な勢力に発達したため、風雨が強まる前から住民が次々と避難所に駆け込んだ。新型コロナ感染拡大防止のため避難住民の間隔を空けるなどの対応がとられ、混雑した避難所も。市はSNSなどで他の場所を検討するよう呼び掛けるなど対応に追われた。

 一方、台風への警戒や新型コロナ感染防止を考えてか、市内のホテルには6日の宿泊予約が殺到。満室となる所が相次いだ。

 大規模火災も発生した。10月20日、中川原町の旭化成の関連会社「旭化成マイクロシステム」延岡事業所で起きた火災は、4日近くたった同24日にようやく鎮火した。

 激しい煙や熱などで消火活動は難航。東は大武町、北は桜ケ丘、西は行縢町、南は緑ケ丘と広範囲に異臭が漂い、住民らが健康面の不安を訴えた。

 火元は建屋の3階か4階のクリーンルーム付近とみられている。鎮火から2カ月以上経過しているが、まだ原因は判明しておらず、特定のめども立っていない。

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