情報流出の恐れは２３７３人と確定

Ｐｅａｔｉｘ不正アクセス

　イベント管理ウェブサービス「Ｐｅａｔｉｘ」への不正アクセスにより最大６７０万件超の個人情報が流出したとされる問題で県は１８日、精査の結果、同サービスを利用した県実施イベントの対象者が２３７３人に絞られ、当初集計より４００人以上減ったと発表した。

　総合政策課によると、同サービスを通じて参加申し込みをしていたのは、２４イベントの延べ２４００人。このうち、被害の恐れがある１０月１７日以前の利用者は１１月２０日時点では２７９７人としていたが、重複分などの精査により４２４人減ったという。

　ＰｅａｔｉｘＪａｐａｎによると、流出した可能性がある情報内容はアカウント表示名、氏名、アカウント登録メールアドレス、言語設定、アカウントが登録された国、タイムゾーン、暗号化されたパスワードで、それ以外の住所や電話番号などは安全だとしている。

　不正アクセスによる個人情報の悪用は報告されておらず、１０月１８日以降は不正アクセスも確認されていない。県は同サービスで利用したのと同一のパスワードを他サービスなどで使い回している場合は変更などの対策を呼び掛けている。

　詳細はＰｅａｔｉｘ社のホームページ（ｈｔｔｐ：／／ａｎｎｏｕｎｃｅｍｅｎｔ．ｐｅａｔｉｘ．ｃｏｍ／２０２０１１２１６ｊａ．ｐｄｆ）。問い合わせは同社専用カスタマーサービスセンター（電話０１２０・３３１・３６７、午前１０時〜午後６時、電子メールｃｓ＠ｐｅａｔｉｘ．ｃｏｍ）。