新型コロナ−１９日１１人、２０日８人

５例目、高齢者１人が死亡−県内

　県と宮崎市は１９日に１１人（県６４７〜６５７例目）、２０日に８人（６５８〜６６５例目）が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、県は、１８日に治療中の基礎疾患がある高齢者が死亡したと発表した。新型コロナウイルス感染者の死者は県内５例目。累計感染者は６６５人になった。

　宮崎市によると、６４７例目の３０代女性は、愛知県からの来訪者と会食していた６２５例目の３０代男性の妻と分かった。

　この愛知県からの来訪者関連のクラスター（感染者集団）では、６４７例目の女性のほか、６５１例目の１０代男性、６５９例目の３０代女性の感染を確認した。このクラスター関連の感染者は１４人となった。

　６４９例目１０代女性は、６４６例目（１８日発表）の４０代男性の子ども。

　６５０例目の６０代女性は、６３８例目（同）の４０代女性の同僚。６３８例目はクラスターが確認された銀行の行員の家族。

　６５６例目の都城市の３０代女性と接触があった６６１例目の３０代男性、沖縄県を訪れていた６６０例目の５０代男性、大阪府を訪れていた６６２例目の４０代男性、医療機関を受診した６５８例目の５０代男性の感染が分かった。

　また、入所者１８人と職員３人のクラスターが発生した同市の介護老人保健施設「ひむか苑」では、新たに入所者の７０代女性が６４８例目の感染者と分かった。

　宮崎市以外の県発表分では、都城市７人、国富町２人の感染が確認された。

　国富町の６５２例目の７０代男性と６５３例目の６０代女性は家族。宮崎市の６４６例目４０代男性（１７日発表）と接触があった。

　都城市の６５４例目５０代男性、６５５例目３０代女性、６５６例目３０代女性、６５７例目３０代男性はいずれも、医療機関を受診して感染が判明。

　６５６例目の関連で６６３例目２０代女性、６６４例目２０代女性の感染が分かった。６６５例目６０代女性は医療機関を受診し、感染が分かった。

　県によると、県内の入院者は３４人で重症者は１人。自宅療養１１人で、宿泊・施設等療養中が２９人。入院・療養調整中は１０人。