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県内7例目の鳥フルか

本紙掲載日:2020-12-14
1面

日向市美々津町で「陽性」

 県は14日、日向市美々津町の食肉用(ブロイラー)養鶏場で飼養されている鶏から、高病原性が疑われる鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。正午現在、遺伝子検査を実施しており、高病原性の疑似患畜と判定されれば、県内で今季7例目の発生となる。

 県畜産新生推進局によると、14日午前1時30分に養鶏場から死亡羽数が増加したと、延岡家畜保健衛生所に通報があり、現場と同衛所で簡易検査を行った結果、同5時40分までにいずれもA型インフルエンザの陽性を確認。結果は午後2時ごろに判明予定で、農林水産省が疑似患畜と確定した場合は、殺処分などの防疫措置を開始する。

 同養鶏場では約4万6千羽を飼養しており、防疫措置が実施される場合は、同養鶏場から半径3キロ以内に移動制限区域、同3〜10キロ以内に搬出制限区域を設定。飼養鶏の一部は川南町の食鳥処理場に出荷されているため、同処理場の半径1キロ以内も移動制限区域となり、その中には県畜産試験場川南支場が含まれることとなる。(3面に鳥インフルエンザ関連)

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