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行員6人と家族が感染−太陽銀行佐土原支店

本紙掲載日:2020-12-14
1面

後方業務「来行者のリスク低い」

 宮崎市は13日、事業所内だけでなく、家族2人にも感染が確認されているとして、行員6人(594、597〜601例目)が感染した宮崎太陽銀行佐土原支店をクラスターと認定した。

 同市によると、同支店での感染者は20〜50代の男性5人と女性1人。

 587例目の30代女性の感染が11日に分かり、30代の夫が勤務する同支店の行員15人を検査して、夫を含む6人の感染が分かった。

 夫は594例目、10代の娘も595例目の陽性者となった。

 そのほかの行員は597例目20代男性、598例目30代女性、599例目40代男性、600例目40代男性、601例目50代男性。

 同行によると、行員6人は来行者と対面する窓口ではなく、後方業務の担当。マスクの着用や飛沫(ひまつ)防止シートの設置など、感染防止対策は実施しており、同市も「来店者への感染のリスクは極めて低い」と説明している。

 同支店は12日夜に、消毒作業を完了。陰性の行員は全員、2週間の自宅待機として、14日からは本部行員が代行し、通常通り営業する。

 同行は13日、記者会見を開き、林田洋二頭取が「地域の皆さまにご心配とご迷惑を掛けることを大変申し訳なく思っている」と述べた。

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