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BOOOST−中学生に笑顔届ける

本紙掲載日:2020-12-04
6面

恒富中でトークとミニライブ−延岡


 コンサートやイベントを手掛ける「GAKUONユニティ・フェイス」(本社・宮崎市)所属のバンド「BOOOST(ブースト)」によるトークイベントとミニライブが11月29日、延岡市古城町の市立恒富中学校(瀬戸山初博校長、225人)であった。全校生徒が生の音楽に触れた。

 前日に延岡総合文化センターであったライブイベント「MUSICPOWERLIVEinNOBEOKA」に合わせて開催。主に子どもたちを対象にプロスポーツ選手やアーティストらを招き、夢をテーマにした講演やスポーツ教室を開催する「NPO法人九州ドリームプロジェクト」が、延岡市のまちづくり支援事業を活用して主催した。

 トークイベントには、「BOOOST」のリーダーでベーシストのMay(メイ)さん、ボーカリストのU−key(ユーキー)さん、ギタリストのGassy(ガッシー)さんと、同中の卒業生でもある加来聖子・GAKUONユニティ・フェイス社長が登壇した。

 加来社長は「朝練、昼練、夜練と、バレーボールざんまいの日々を送っていた」と中学時代を振り返り、「私はどうしても芸能界に入りたかったので銀行での勤務後、宮崎で唯一音楽の企画制作をしている今の会社に入り、約17年前から代表をしています」と自己紹介。

 3人のメンバーは、延岡の印象や自身の中学時代、アーティストを目指すきっかけについても話し、「音楽が僕を救ってくれて励ましてくれた。音楽で仲間ができて輪も広がった」と話した。

 最後に「BOOOST」の夢を問われたMayさんは、「いろんな苦しいこともあったが諦めずに頑張ってきた。加来社長には日本武道館の外で拾ってもらったが、今度は加来社長と一緒に日本武道館の中でライブができるように頑張っていきたい」と話した。

 ミニライブではオリジナルの5曲を含む6曲を披露。同校の「コロナ禍で行事の中止が相次ぎ落ち込む生徒たちに笑顔になってほしい」という思いをメンバーが受け止め演奏。手拍子を打ち、体全体で音楽を楽しむ生徒たちの反応を見て、「バラード系の曲から(元気のいい曲にプログラムを)変えた」といううれしいアドリブもあり、終始笑顔のライブだった。

 「前からファンで、よくYouTubeで演奏を見ている」という2年生の黒木鋭姫さんは「とてもかっこよくて、楽しかった」と興奮が冷めやらぬ様子で「メンバーの話の中で、歌手になりたかったけど周りに言えなかったという話に共感した。私も諦めずに歌い手を目指していきたいと思った」と話していた。

 公演後、加来社長は前日のライブも含めて「コロナの時期でやっていいのかという思いと、やってあげたいという思いの葛藤があった」と振り返り、「子どもたちが喜んでくれてよかった」と話した。ライブは、関係者全員がPCR検査を受けて延岡入りするなど、感染症対策を十分に行って実施したという。


◆つらいことがあったからこそ「ブースト」したい−5日、FREEDOMに出演

 ライブを終えたBOOOSTに、感想や今後について話を聞いた。

−−ものすごい盛り上がりでした。感想をお聞かせください。

僕らも元気をもらいました。公演前に校長先生と少しお話しすることができたのですが、コロナ禍でさまざまな行事が中止になったこともあり、生徒が大きなストレスを抱えていると知りました。「(演奏によって)ストレスを吹っ飛ばしてほしい」と思って臨みましたが、反対に僕らが元気をもらった気がします。
今年はなかなか実際にライブをすることもできなかったのでとてもやりがいを感じました。この機会に応援してもらえるとうれしいです。

−−ライブの前にはトークイベントもありました。中学生を前に話すというのはいかがでしたか。

中学生世代とコミュニケーションを図るこのような機会は初めてで、とても新鮮な感覚でした。楽しかったです。
このようなご時世ですが、「希望を持って生活してほしい」。そんな思いが伝わっているといいなと思います。

−−これからの目標を教えてください。

新型コロナウイルスの影響でいろんなものが中止になりました。何もできなくてもどかしい気持ちが強かったのですが、少しでもこういう交流の機会が増えていくといいなと思います。
(状況は)きっと良くなっていくと思います。つらいことがあったからこそ、さらにブースト(=増幅させる)していければと思っています。

【BOOOST】2015年、仮面ライダードライブの挿入歌オーディションで結成。19年2月、路上ライブで足を止めた現所属事務所社長(加来聖子さん)と劇的な再会の末、同年11月バンド名を「BreathingBooost」から「BOOOST」に改名して再スタート。ボーカルのU−keyはLINELIVEの「LIVERAWARD」で18、19年の2年連続でナンバーワンに輝き、同ライブの企画でレディー・ガガと共演。映画「糸」の菅田将暉×小松菜奈×亀田誠治審査員によるカラオケオーディションでグランプリ。今年1月、ユーチューブで「愛されたい愛されたい」の再生回数が100万回を超え、初のミニアルバム「愛されたい」を2月にリリース。5月に配信シングル「熱帯夜」をリリース。5日午後4時30分から宮崎市のシーガイア・オーシャンドーム跡地で開かれる「FREEDOMbeach2020driveinparty」(リベンジ公演)に出演する。

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