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聴覚障害テーマに人権学習−富島高定時制

本紙掲載日:2020-11-27
8面
講演する延岡しろやま支援学校の山本教諭

山本さん(延岡しろやま支援学校教諭)が講話−日向

 日向市の富島高校定時制(馬場隆校長、32人)でこのほど、全学年を対象にした人権学習が行われた。聴覚障害者で、延岡市の延岡しろやま支援学校幼稚部(聴覚障がい教育部門)に勤務する山本祥子教諭が講師として招かれ、手話通訳士の浜田典子さんを通じて「聴覚障がいとは?」をテーマに話した。

 山本教諭は、難聴には感音性難聴と伝音性難聴があり、それぞれがどのような状況になるのかを手話を使って説明。生徒たちは周囲の音が聞こえない程度の雑音を流す専用の機械を使って話を聞くなどして、難聴を疑似体験した。また、山本教諭がコンビニエンスストアの来店者、生徒の代表がスタッフに扮(ふん)し、聴覚障害のある人が買い物をする時に困るケースを分かりやすく説明した。

 このほか、災害などで電車が停車した時、車内放送が聞こえず情報が得られなくて困った経験談を披露。「耳が聞こえない人とでも手話、筆談、指さし、ジェスチャー、そら書き、口元をはっきり見せるなど、さまざまなコミュニケーション方法がある」とし、「聴覚障害のある人が困っていそうな時には、声を掛けてもらえるとうれしい」と呼び掛けた。

 最後に、生徒全員で「こんにちは」「ありがとう」「すみません」「大丈夫です」など簡単な手話表現を学んだ。

 講演を終えた山本教諭は「生徒たちが真剣に聞いてくれてうれしかった。生徒さんたちから聴覚障害に対する率直な感想も聞くことができ、『こんな風にとらえているのか』と逆に発見があった。普段の生活の中で少しでも思いをはせてくれたら」と話した。

 同校の人権学習は、次世代を担う生徒たちが障害に対する理解や受容を深めるとともに、共生社会の実現を目指して年1回開いている。

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