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威風堂々−県北の巨樹たち(11)枝や幹から乳垂最古の現生樹種

本紙掲載日:2020-11-27
7面
松尾の大イチョウ(9月19日撮影)

◆松尾の大イチョウ−椎葉村松尾

松尾の大イチョウの伝承樹齢は700年、幹回り498センチ、樹高31メートル。1969年に県の天然記念物に指定された。イチョウは、乳垂(ちだれ)と呼ばれる突起が現れることがあり、ここでは、枝や幹から下に伸びる大小さまざまな乳垂を顕著に見ることができる。
諸塚村中心部から車で約30分。国道327号にある大イチョウトンネルを抜け右折。この地域でかつて庄屋を務めた松岡家の屋敷の敷地内にある。約300メートル離れた場所では、推定樹齢500年、幹回り620センチ、樹高12メートルの「松尾のタブノキ」にも出会える。

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