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本県側で中心くい打ち

本紙掲載日:2020-11-23
1面
中心杭を打つ(左から)村山九州地方整備局長や原田五ケ瀬町長ら(23日午前、五ケ瀬町民センター)

国道218号蘇陽五ケ瀬道路

◆23日式典、新たな一歩

 九州中央道の一部となる「国道218号蘇陽五ケ瀬道路」の宮崎県側の中心杭(くい)打ち式が23日午前、五ケ瀬町三ケ所の五ケ瀬町民センターで行われた。河野俊嗣知事らが式場に特設された中心点に杭を打ち、早期着工・開通へ新たな一歩を踏み出した。

 杭打ち式は事業予定地や周辺の測量・地質調査を本格的に行う事業着手前の節目。道路計画線の中心に路線測量の目安となる「目印杭」を打った後、測量を基に具体的な設計案を作成、地元住民と設計について話し合う設計協議、実際に買収地の価格を決める用地協議などの手順で進み、買収後、着工に至る。

 式典は国土交通省延岡河川国道事務所と県、五ケ瀬町が主催して午前11時に開会。新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮して規模を縮小し、国交省九州地方整備局の村山一弥局長や原田俊平五ケ瀬町長ら38人が出席して行われた。

 村山局長は「今後本格的に現地の測量に入る。できるだけ早く用地の買収に着手できるよう努めていきたい」とあいさつ。河野知事は「多くの人の流れにも結びつけていけるような道路整備を、皆さんと力を合わせて前に進めていきたい」と式辞を述べた。

 祝辞を述べた江藤拓衆院議員は「道は地域にとって早く利用できるようになることがとても大切なこと。この道の重要性を強く訴えていきたい」。松下新平参院議員は「これから10年先、20年先、団結力が強まったおかげで開通が早まったと思えるよう一緒になって頑張りたい」と述べ、長峯誠参院議員は「国交省の皆さんには少しでも早く着工できるよう進めていただければ」と願った。

 この後、江藤氏や河野知事ら8人が中心点に杭を打ち、待望久しかった事業着手を祝福。原田五ケ瀬町長は「全線開通に向けた大きな一歩。大変、大変うれしく思う。中心杭打ち式が本当の意味での事業化のスタートであり、長年ご尽力いただいた諸先輩方、関係各位のご支援、ご協力に改めて深く感謝します」と謝辞を述べた。

 同道路は、蘇陽IC(熊本県山都町塩原)―五ケ瀬東IC(五ケ瀬町三ケ所)=IC名はいずれも仮称=。延長7・9キロ、設計速度80キロの2車線で、計画交通量は1日約6400〜7000台。事業費320億円を見込む。


◆大きな期待、喜びの五ケ瀬町

 ここからがスタート―。「蘇陽五ケ瀬道路」の中心杭打ち式が行われた23日、地元の関係者は本格的な事業着手に喜びの声を上げ、早期着工・開通に期待を寄せた。

 式典を見守った五ケ瀬町公民館連絡協議会会長の松本秋雄さん(74)は「杭打ち式を迎えられてうれしい。物流もだが、医療の点でも効果を期待したい。これから一歩一歩前進して、少しでも早く開通してほしい」と笑顔で話した。全国道づくり女性ネット世話人の志賀朋子さんは「一歩進んだということだけでも私たちはうれしい。もう少し早く財源を確保した上で、工事を進めてほしい」と早期着工を願う。

 原田町長は式典後、「九州山地に高速道路ができることは画期的なことで、効果は計り知れない。物流、観光にも効果が大きい」と期待を寄せた。


◇熊本県側の中心杭い打ち式は12月5日

 蘇陽区間(熊本県側)の中心杭打ち式は12月5日午前10時30分から、山都町役場蘇陽支所で開かれる。路線測量の目安となる道路計画線の中心に杭を打ち、道路整備の基準となる測量作業に本格着手する。

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