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優秀賞に玉田さん、平岡さん−法務省

本紙掲載日:2020-11-21
3面
玉田さんと平岡さんにはそれぞれの学校で伝達された。写真は表彰状を受け取る玉田さん

社会を明るくする運動作文コンテスト

 法務省が主催する第70回「社会を明るくする運動」作文コンテストの入選者が発表され、県北からはいずれも優秀賞の県更生保護女性連盟会長賞に岡富中学校1年生の玉田紗月さん、県更生保護協会理事長賞に東海小学校6年生の平岡日菜さんが選ばれた。

 同コンテストは、家庭や学校生活の中で体験したことを基に、犯罪、非行のない地域社会づくりや犯罪、非行をした人の立ち直りについて考えたこと、感じたことなどをテーマにした作文を毎年募集している。玉田さんは「犯罪・非行と向かい合うために」、平岡さんは「誰も傷つかないように」と題して思いをつづった。

 県内の小学校45校から232点、中学校43校から494点の応募があり、各地区の保護司会が県推進委員会に推薦した作文の中から、最優秀賞の同委員会委員長賞に小中学校各1人、優秀賞の各賞に小中学校各5人を選んだ。

 玉田さんと平岡さんの表彰式は各校であり、延岡地区保護司会の松崎哲也会長が来校。表彰状やトロフィーなどが手渡された。

 玉田さんは「罪を犯した人でも、その後幸せな暮らしができるような取り組みをしていきたい」、平岡さんは「犯罪を減らすために自分からいろんな取り組みができるように頑張りたい」と話した。

 延岡地区保護司会会長賞に選ばれた人は次の通り。

今村莉音(港小6)、工藤夕奈(川島小6)、小牧悠(岡富中1)、松田明侑(東海中2)

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