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田中病院、7年ぶり2回目V

本紙掲載日:2020-11-18
9面
優勝した田中病院(提供写真)

九州都市対抗軟式野球大会

 第10回九州都市対抗軟式野球大会が14〜16日、福岡県の北九州市民球場などで行われ、門川町の田中病院が2013年以来7年ぶり2回目の優勝を果たした。直野祐介監督は「理事長先生をはじめ、病院職員の理解があって参加できた」と感謝。「選手は勝利への執念を見せてくれた」とたたえた。

 大会には九州・沖縄に加え、広島・山口県の代表19チームが出場し、トーナメント戦で頂点を争った。各県2〜3チームがエントリーしており、本県からは宮崎市の宮崎サニクリーンも臨んだ。

 田中病院は、先発の大浦友貴がJA大分信連(大分県)を2安打完封し、2―0で初戦突破。筑邦銀行(福岡県)との2回戦は接戦の末、岩切亮太の右前打などでタイブレーク延長10回を6―5で制した。

 準決勝は、昨年度王者の福岡サニクリーン(福岡県)と対決。試合はタイブレーク延長11回までもつれ、岩切の中前打などで逆転。大浦が粘投して抑え、5―4で勝利をつかんだ。

 ミータス(山口県)との決勝では、長友孝能の内野ゴロの間に岩切が生還し、先制。守備では、主将で主戦の仙田山大輝が被安打6ながらも要所を打たせて取り、完封で1点を守り抜いた。

 直野監督は「これを来年への弾みにし、日本一に向けて練習していきたい」と次の目標を見据えた。

 試合結果は次の通り。

▽1回戦
田中病院    100100000−2
JA大分信連  000000000−0
▽二塁打森川(田)

▽2回戦
田中病院    0000300003−6
筑邦銀行    0000002102−5(延長十回)
▽二塁打=櫻井、青佐(筑)

▽準決勝
田中病院    10000200011−5
福岡サニクリーン20000000110−4(延長十一回)
▽本塁打=江藤、長友(田)三浦(福)二塁打=長友、岩切(田)

▽決勝
田中病院    0001000001
ミータス    0000000000
▽二塁打=金丸(ミ)

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