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新型コロナ−感染予防で講習会

本紙掲載日:2020-11-18
3面
新型コロナウイルス感染症予防のための講演会と講習会

施設の職員らが学ぶ−延岡市医師会

 新型コロナウイルス感染症予防のための講演会と講習会がこのほど、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センターであった。九州保健福祉大学薬学部教授で日本呼吸器学会専門医・指導医の佐藤圭創さんが感染症の予防法など、市医師会病院総看護師長の佐藤五十鈴さんが病院の感染防止の取り組みなどを紹介。市内の医療や介護・福祉施設の職員ら160人が受講した。

 新型コロナウイルス感染症が世界的な広がりを見せる中、国内でも今後第3波の感染拡大の発生などが懸念されていることから、延岡市内の医療機関や福祉施設が情報を共有して感染の防止、または感染が拡大した場合に備えようと、延岡市医師会(佐藤信博会長)が開いた。

 佐藤圭創さんは「知って得する『新型コロナウイルス感染症の予防』」をテーマに講演。世界や国内の発生状況に触れ、これから秋・冬にかけては気温低下や乾燥などの要因で増加が予想されるとした上で、「医療・介護関係者は最悪の事態を想定した準備をしておく必要がある」と強調した。

 また、同ウイルスの感染経路や潜伏期、症状などの特徴について説明する中で、ウイルスの膜が脂質でできているため石けんやアルコールを使えば膜を壊して不活化できる点や、感染経路は飛沫(ひまつ)感染のほかに接触感染も見られるため、「手洗いとマスクの着用が重要」とした。

 感染リスクが高まる場面として飲酒を伴う懇親会や大人数・長時間の飲食(5人以上)、マスクなしでの会話(カラオケ、車中など)、狭い空間での共同生活(寮、福祉施設など)など、医療機関・福祉施設では外部(面会者など)からの感染が多い点を挙げ、感染パターンなどを紹介。

 施設で具合が悪い人が出た場合は、「別室に移す」「接触する場合はマスクを着用する」「換気する」「ごみは密閉して捨てる」「共有部分を消毒する」「別室で食事する」「食器は共有しない」「入浴は具合が悪い人を最後に入れる」などの取り組みを挙げた。

 マスク着用については、飛沫感染予防の効果のほか、口腔(こうくう)内・鼻腔(びくう)内・気道の加湿効果でせん毛運動が活発化してウイルス感染しにくい点や、手指のウイルスの鼻や口への流入をブロックする効果などで「非常に効果がある」と述べた。

 続いて、佐藤五十鈴さんは「クラスターを発生させないために!うつさない!うつらないために!私たちにできること」と題して、病原体の汚染区域と清潔区域を色分けで動線などを明確にするゾーニングや、徹底して行った職員の健康管理や消毒や防護服の着脱など感染防止対策などの取り組み事例などを説明。

 患者を受け入れた経験などを振り返り、「今後訪れる第3波に向けて、当院も受け入れ病院である点を自覚するとともに職員同士が協力し合い、さらなる体制を整えたい。地域の中核病院としての役割を遂行し、今後の動向をしっかり捉えながら頑張っていきたい」と話していた。

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