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1枚 300円 |
LL サイズ
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1枚 500円 |
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(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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カメリアの練習に参加−後輩を激励
延岡市出身で、女子サッカーなでしこリーグ1部・アルビレックス新潟レディースのMF園田悠奈選手(21)が10月30日に帰延し、小学生時代にプレーした女子チームのプリンセス・カメリアFCの練習を訪れ、後輩らと汗を流した。
園田選手は小学2年生の時、兄の影響でサッカーを始め、延岡東スポーツ少年団とプリンセス・カメリアでプレー。その後、鹿児島県いちき串木野市の神村学園中等部―同高等部と進み、全日本高校女子選手権で2年生の時に準優勝、3年生の時に3位入賞した。
現在、新潟医療福祉大学健康スポーツ学科4年。進学後、同大女子サッカー部の選手として、なでしこリーグの3部に相当するチャレンジリーグに出場したほか、ユニバーシアード日本女子代表候補に選出された。
今季は大学に通いながら、アルビレックス新潟レディースでプレー。なでしこリーグでは開幕戦からベンチ入りし、第6節からは6試合続けて先発出場。このうち第8節から4試合続けてフル出場し、守備的MF(ボランチ)として攻守に活躍した。
延岡工高グラウンドで行われたプリンセス・カメリアFCの練習では、ゲーム形式で行われた中に交じり、主に守備的な位置でプレー。ボールが回ってくると時折、鋭いフェイントやドリブルを見せ、後輩たちのため息を誘った。
園田選手を指導した長浜信義さん(78)は「小学生のころから意識の高さはあった。戦術眼や技術的なものは持っていた。活躍してうれしい」と目を細める。主将の工藤瑛梨さん(14)=東海中2年=は「すごく速いドリブルで抜いていたところなど、見ていて参考になった」、首藤陽羽さん(13)=西階中2年=は「常に周りを見ていて、パスを出す時もスペースに出すところなどが参考になった。意識の高さが違うと感じた」と感想を語った。
練習後、園田選手は後輩たちに「夢や目標に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。
◆園田選手一問一答−「欠かせない存在になる」
園田選手は夕刊デイリーの取材に対し、「プレーの幅が試合ごとに増えた」など、なでしこリーグでの手応えや目標などについて答えた。一問一答は次の通り。(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、選手への取材はメールを通じて行いました)
−−今年は多方面で新型ウイルスの影響が出ている。リーグも開幕が遅れた。調整が難しかったと思うが、どのように対応してきたか。
個人で走ったり、筋力トレーニングをしたりして、コンディションをできるだけ落とさないように体を動かすようにしていました。
−−開幕戦からベンチ入りした。ピッチに立った時の心境はどうだったか。
開幕戦でラスト3分、試合に出させていただいたのですが、少し緊張していました。やっぱり雰囲気もチャレンジリーグとは比べものにならないくらい違って、なでしこリーグ1部でもっと試合に出たいという思いが強くなったデビュー戦となりました。
−−リーグ第6節から6試合続けて先発出場。うち第8節から4試合続けてフル出場した。手応えをどのように感じているか。
初めはすごく緊張していて、不安しかなかったのですが、周りの選手たちが声を掛けてくれたおかげでゲームの雰囲気に早く慣れることができました。ボランチというポジションに試合を重ねるごとに慣れてきて、その中で自分のイメージを表現できるシーンが増えてきたので、プレーの幅が試合ごとに増えたと感じます。
−−MFとしてプレーしているが、どのような役割を任されているか。
攻撃と守備で常に顔を出すこと。そしてとにかく走ってボールに関わり続けること、ゴールに向かったプレーをすることです。
−−試合では、どのようなことを心掛けているか。
まず平常心でいることと、常にいいイメージを自分の中で持つようにしています。
−−課題はあるか。
課題しかないのですが、その中でも相手の状況を見て展開できるようになることと、パスの精度をもっと高めることです。
−−今後の目標、抱負を。
チームに欠かせない存在になり、誰にでも頼られるような選手になります。
−−プリンセス・カメリアFCの練習に参加し、地元の後輩たちと一緒にプレーした感想はどうだったか。
みんな元気でボールに積極的に関わる印象があり、楽しそうにサッカーをしていました。
−−地元の後輩たちに、どのような言葉を送りたいか。
純粋にサッカーを楽しんでほしいことと、夢や目標を常に持ち続けることが大事と伝えたいです。