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「クアの道」を歩いて延ばそう健康寿命

本紙掲載日:2020-11-10
7面

延岡市内に認定2コース

 加齢とともに要介護になる確率は上がる。従って平均寿命の延伸に伴い要介護者が増えるのは自然な流れだ。しかし、介護業界の人手不足、介護・医療費の抑制、そして何より自分のために、誰もができるだけ健康に年を重ねたいもの。11月11日の介護の日に合わせ、介護予防や健康増進に有効な延岡市のクアオルト健康ウオーキングコースを紹介する。

 クアオルトは、ドイツ語で療養地や健康保養地という意味。心筋梗塞を起こした人のリハビリに野山のウオーキング、自然環境を利用した高血圧症の治療などが行われている。

 この取り組みを基に、日本の自然環境に合わせてアレンジしたのが、クアオルト健康ウオーキング。生活習慣病や認知症などを予防し、健康寿命を延ばすことが目的。

 コースは市内に2カ所。金堂ケ池コースは全長1・79キロ、アップダウンのうち登りの距離の合計「累積高度差」は80メートル、須美江コースは全長2・53キロ、累積高度差81メートルとなっている。

 同市は2017年、健康長寿の取り組みが評価され、太陽生命クアオルト健康ウオーキングアワード優秀賞を受賞。副賞としてコース調査や専門ガイド養成など太陽生命のサポートを受け、翌年、2コースが「クアの道(健康の道)」に認定された。

 金堂ケ池はこの時期だと紅葉が楽しめる。陰が多いため、夏でも涼しく歩ける。展望台もあり、雄大な大瀬川などを眺められる。須美江は、海と山を一度に堪能できるのが特徴。ほてった体を潮風が冷ましてくれるため、快適に歩ける。

◇指導を受けて歩けば効果倍増

 歩行中は体表面の温度を一定に保ち、心拍数を管理、計測した方が効果が得られやすい。市に申し込めば、その方法を実践指導員から学びながらコースを歩くことができる。市健康長寿のまちづくり課は「個人でも自由に歩けるが、一度講習を受けていただければ」と勧めている。

 市民は無料。申し込み、問い合わせは、同課(電話延岡22・7088)へ。市内の企業や市外、県外在住者は延岡観光協会(電話延岡29・2155)まで。費用は1人3500円。参加は8〜40人まで受け付けている。


◆男性81・41歳、女性87・45歳−日本人の平均寿命

 日本人の平均寿命は延び続けている。厚労省の2019年簡易生命表によると、男性の平均寿命は81・41歳で過去最高を8年連続更新。女性は87・45歳で7年連続塗り替えている。

 国際比較すると、女性が香港に次いで世界2位、男性が香港、スイスに次いで世界3位だという。同省は、医療技術の発展により今後も緩やかに延びると見込んでいる。

 長寿化の進行と同時に、要介護者になる可能性は急速に高まる。公益財団法人生命保険文化センターは、その確率が40〜64歳で0・4%、65〜69歳で2・9%だが、80〜84歳では27・8%、85歳以上では60%になると発表している。


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