九保大、ホームで連勝

九州大学サッカーリーグ２部

　九州大学サッカーリーグ２部第５節の九州保健福祉大―熊本学園大の試合は１０月３１日、延岡市北浦海浜運動公園で行われ、九保大が１―０で今季初勝利を挙げた。

　九保大は前半２８分、ＭＦ三重野雄翔が先制ゴール。その後は体を張った守備で虎の子の１点を守り切った。

　また、延期されていた第２節の九保大―九州大の試合が今月３日、同運動公園で行われ、九保大が３―１で第５節に続き連勝した。

　九保大は前半３分、ＦＷ江本信哉が頭で押し込み先制。後半１６分、ＤＦ迫頭晃人がこぼれ球を蹴り込むと、同２６分には敵陣右サイドの深い位置まで攻め込んだ江本が中央にパスを送り、走り込んできた三重野がゴールを奪った。

　今季のリーグ戦は１２チームが出場し、１回戦総当たりで１０月３日から１２月５日まで行われている。九保大は２勝２敗１分け、勝ち点７で８位につけている。

▽第５節
九州保健福祉大　１　１―０　０　熊本学園大
　　　　　　　　　　０―０
▽得点者三重野（保）

▽第２節
九州保健福祉大　３　１―０　１　九州大
（勝点７）　　　　　２―１　　　（勝点３）
▽得点者江本、迫頭、三重野（保）鹿島（九）


◆三重野の１点守り切る

　九保大がホームで連勝。下り藤雅也主将は「チームの雰囲気、モチベーションも上がる」と語った。

　第４節で沖縄国際大に敗れた反省を生かし、速い攻撃と、しっかりとした守備を全員で確認。熊学大戦では、桑原一太監督が「あの１点は大きかった」と振り返った三重野のゴールで勢いづき、最後まで１点を守り切った。九大戦では、ショートカウンターから得点。桑原監督は「練習でやってきたことが出せた」と手応えを感じたようす。

　次節からシーズン後半戦に突入する。新型コロナ禍で開幕が遅れ、短期集中の日程となっているが、下り藤主将は「しっかりトレーニングをして、３連勝できるようにしたい」と意気込みを語った。