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山本さんに日向市文化賞

本紙掲載日:2020-11-03
1面
表彰された山本榮さん。右隣はタツ子夫人

日向鳶を考案、鍛冶一筋

 日向市は2020年度市文化賞に技術部門で鍛冶職人の山本榮さん(89)=同市塩見=を選び、3日の「文化の日」に合わせて授賞式を行った。

 山本さんは大分県佐伯市出身。終戦後の1946年に綾町で叔父が経営する鍛冶屋に弟子入り以来、鍛冶一筋の職人として腕を磨いた。52年に西都市で独立開業後、59年に日向市に移住して開業以来、農林業や土木建築、家庭用の刃物などの道具類を中心に現在も現役で生産や修繕を続けている。

 県内でも数少ない鍛冶職人で、特に自身で考案した「日向鳶(とび)」という木材の運搬時に使用する道具は、県内の多くの林業関係者の必需品として愛用されている。

 また、33年間在籍した日向ライオンズクラブでは第33代会長を務めるなどさまざまな奉仕活動にも尽力した。

 授賞式は市役所4階委員会室で市や市議会の代表、歴代の受賞者ら約25人が参列する中で行われ、山本さんとタツ子夫人が出席した。

 冒頭、表彰状とメダル、記念品を贈呈した十屋幸平市長は功績をたたえながら、「第1産業の発展と一般家庭の生活文化の向上に貢献いただき、市民を代表して心からお祝い申し上げ、深く感謝したい」と式辞。同市議会の黒木高広議長は「これまで培ってこられた日頃の情熱と行動力に敬意を表します。今後とも農林業の発展や生活文化の向上に力添えいただきたい」と祝辞を述べた。

 山本さんは「身に余る光栄で感謝の気持ちでいっぱいです。鍛冶として今年で74年を迎えるが、生涯現役をモットーに、名誉ある賞に恥じぬように努力し、生ある限り一生懸命に働き続けたい」と謝辞を述べた。

 市は1968年に同賞を創設。文化の向上発展に大きな功績があった人を毎年表彰しており、今回の受賞を含め61個人3団体が受賞した。

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